PFOA・PFOS等を含めた「PFAS」(有機フッ素化合物)における規制動向、その企業対応【2022年版】
2022年の有機フッ素化合物規制強化スケジュール、
対象となる物質の範囲、適用除外用途の動き、
代替物質開発と採用の予測、廃棄物の処理手続き、
「含有していない」ことの証明法など
セミナープログラム
【10:30〜12:30】
第1部 PFOA・PFOS等を含めた
「PFAS」(有機フッ素化合物)における日米欧の規制動向とその対応
(一財)化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 評価事業部 評価第二課 主任 関沢 舞 氏
【セミナープログラム】
1.主な有機フッ素化合物(PFAS)の基本情報
1.1 PFASの定義
1.2 PFASの主な用途等
2.残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)
2.1 POPs条約の概要
2.2 POPs条約におけるPFASの動向
3.欧州POPs規則と欧州REACH規則におけるPFASの評価・規制動向
3.1 PFOSとその塩及びPFOS関連物質
3.2 PFOAとその塩及びPFOA関連物質
3.3 PFHxSとその塩及び関連物質
3.4 長鎖(C9-C14)のPFCA
3.5 PFHxAとその塩及び関連物質
3.6 PFBSとその塩
3.7 5ヵ国によるPFAS制限提案
3.8 泡消火剤でのPFAS使用制限提案
3.9 PFOA代替品の評価・規制動向
4.欧州における持続可能性のための化学物質戦略
4.1 概要
4.2 PFAS規制のための必須用途概念の導入
4.3 PMT/vPvMクライテリア導入に向けた動き
5.米国におけるPFASの規制等
5.1 PFASアクションプラン
5.2 PFAS汚染に立ち向かうための包括的な戦略的ロードマップ
6.日本におけるPFASの規制動向
6.1 PFOSとその塩及びPFOSF
6.2 PFOAとその塩及びPFOA関連物質
7.まとめ
【質疑応答】
【13:15〜14:00】
第2部 PFOS含有廃棄物の処理とPOPs系難処理物に関する取り組み
(株)クレハ環境 ウェステック事業部 副事業部長 大岡 幸裕 氏
【講座の趣旨】
当社では産業廃棄物の焼却処理を行っており、以前からPOPs含有物の無害化試験および処理に取り組んできた。今回は、PFOS含有廃棄物について、実処理時におけるノウハウや維持管理状況などを中心に紹介する。
【セミナープログラム】
1.PFOSの焼却処理までの経緯
1.1 1100℃での無害化実証試験
1.2 850℃での無害化実証試験
1.3 PFOS含有廃棄物のガイドライン
2.PFOS含有廃棄物の処理状況
2.1 受入・保管方法
2.2 処理方法(ロータリーキルン炉)
2.3 処理方法(キルンストーカ炉)
2.4 処理期間中の維持管理
2.5 処理実績
3.他のPOPs廃棄物への取り組み
3.1 PFOA含有廃棄物の無害化実証試験
3.2 低濃度PCB廃棄物の処理
3.3 POPs廃農薬の処理
3.4 その他POPs含有廃棄物について
【質疑応答】
【14:15〜15:15】
第3部 PFOS及びPFOAを含む廃棄物の適正な処理について
DOWAエコシステム(株) 環境ソリューション室 次長 山野 賢一 氏
DOWAエコシステム(株) ウェステック事業部 事業開発部門 副部長 佐藤 省吾 氏
【講座の趣旨】
2021年10月にPFOSとその塩が化審法の第一種特定化学物質に追加されたことを踏まえ, すでに規制されているPFOSも合わせて関連規制と社会動向を整理するとともに,こ れらを含む製品の取り扱いや廃棄処理を行う上での留意点について解説する。
【セミナープログラム】
1.PFOS・PFOAとは?
1.1 特徴
1.2 主な用途
2.PFOS・PFOAの規制状況
2.1 海外の規制動向(POPs条約等)
2.2 国内の規制動向 (化審法等)
3.PFOS・PFOAを含んだ製品の取扱い
3.1 使用,保管,処理の方法
3.2 使用等に関わるリスク
3.3 廃棄物処理に関わる社会動向
3.4 処理に関する技術的留意事項
4.DOWAにおけるPFOS・PFOAを含んだ廃棄物の処理
4.1 処理施設
4.2 処理方法と能力
4.3 実績
【質疑応答】
【15:30〜16:30】
第4部 PFAS(PFOA・PFOS)規制に適応するための機器分析と,そのノウハウについて
日本ウォーターズ(株) アプリケーションラボ シニアアプリケーションケミスト 岩田 敏明 氏
【講座の趣旨】
LC−MSの概論、イオン化法やデータの取り込み、及び移動相調製の仕方等の基礎から、PFAS分析の方法や注意点ついて解説する。
【セミナープログラム】
1.LC-MS(/MS)基礎概論
1.1 液体クロマトグラフィーと質量分析計
1.2 検出におけるイオン化法について
1.3 データ取得方法と選択性について
2.PFAS分析
2.1 PFAS分析における前処理法
2.2 分析事例
2.3 分析における重要なポイント(ブランク対策法)
【質疑応答】
セミナー講師
【第1部】 関沢 舞 氏 (一財)化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 評価事業部 評価第二課 主任
【第2部】 大岡 幸裕 氏 (株)クレハ環境 ウェステック事業部 副事業部長
【第3部】 山野 賢一 氏 DOWAエコシステム(株) 環境ソリューション室 次長
佐藤 省吾 氏 DOWAエコシステム(株) ウェステック事業部 事業開発部門 副部長
【第4部】 岩田 敏明 氏 日本ウォーターズ(株) アプリケーションラボ シニアアプリケーションケミスト
セミナー受講料
1名につき66,000円(消費税込み,資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕
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