統計ソフトRを用いて学ぶ実務で役立つ統計解析の基礎

セミナー趣旨

  実務で統計解析を行いたいと考えていても、統計をあまりやってこなかった方や、統計がよくわからないという方が多く見受けられます。本講座は、「実務で統計を活用するためには、最低限これだけは学んでおいた方が良い」という手法に絞り、統計ソフトRを用いた演習を交えながら理解を深めることを目的としています。特に、統計初心者・初学者を対象として、受講後に、統計を、苦労せずに一人で学ぶことができるようにするための基礎固め・橋渡しとした位置づけです。習得する項目は多いですが、所々メリハリをつけるため、広く浅く習得できるように構成しています。

必要な予備知識

※事前に下記の教材を読んで頂くと一層理解が深まります。
「Excelによる やさしい統計解析:分析手法の使い分けと統計モデリングの基礎」荒川俊也著、オーム社

習得できる知識

・統計の基礎的な知識と活用方法
・実務で最低限活用できる可能性のある統計手法
・統計ソフトRの使い方の基礎

セミナープログラム

１．統計処理の重要性
２．統計の概論
　2.1 ばらつきについて
　2.2 平均と分散、標準偏差
　2.3 中央値
３．統計の尺度
４．ヒストグラム
５．データの基本的な扱い方　
　5.1 時系列データ
　5.2 散布図
６．相関
　6.1 相関係数
　6.2 疑似相関
７．正規分布と標準正規分布
８．標本と母集団
９．推測統計と記述統計
１０．母平均の推定
　10.1 母平均の推定
　10.2 区間推定
　10.3 不偏分散
１１．統計ソフト「R」の使い方
　11.1 「R」とは何か？
　11.2 Rの初歩
　11.3 変数の使い方
　11.4 行列の作り方
　11.5 関数の使い方
　11.6 ファイルの読み込み
　11.7 エディタ
　11.8 データの型
　11.9 データフレーム
　11.10 データの可視化
　11.11 二次元クロス表
１２．t検定
　12.1 t検定概論
　12.2 演習
１３．分散分析
　13.1 分散分析概論
　13.2 演習
１４．回帰分析
　14.1 単回帰分析
　14.2 重回帰分析
　14.3 演習
１５．多変量解析
　15.1 多変量解析の基礎
　15.2 主成分分析
　15.3 主成分分析の演習
　15.4 因子分析
　15.5 因子分析の演習
１６．まとめ
【質疑応答】

セミナー講師

 荒川 俊也 氏   日本工業大学　先進工学部　情報メディア工学科　教授　博士(学術)　

セミナー受講料

1名につき55,000円（消費税込・資料付き）
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円（税込）〕

受講について

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