局方/GMPにおける不純物管理と出発物質/変更管理対応【アーカイブ配信】
開催日 |
0:00 ~ 締めきりました |
---|---|
主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医薬品・医療機器等規制 医薬品技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【アーカイブ受講】Webセミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
不純物ガイドライン相互の関連と
出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定
原薬中の不純物については、これら不純物質や残留溶媒だけでなく、出発物質や製造方法の変更(合成ルート、試薬・副原料、工程条件等)がある場合には、ICH Q3D、そしてICH M7の中に規定された毒性の強い不純物評価が管理対象となる。局方/ICHにおける不純物管理と出発物質設定と選定の妥当性、そしてCQA・CPP設定の押さえるべきポイントにつきICH Q11の管理戦略を踏まえ説明いただきます。
また、最近不純物の適合性証明書申請(CEP)において、欧州医薬品品質理事会(EDQM)の審査官から問題提起があったが、医薬品中の不純物の評価・管理方法、及びCTD記載に係わる留意点、日局18に取り込まれた最近のICH Q3D規制動向、そして世界的なラニチジンによる発癌性の問題などを紹介いただきます。
※本セミナーは、【アーカイブ配信】のみの開催です。
<2コース>2コースセットで申し込むと料金割引中!
テレワークキャンペーン適用なら、定価 79,200円が”66,000円”で2セミナー受講可能!
『原薬開発/製造担当者スキルアップコース―規制(局方/GMP/ICH)/不純物管理/出発物質―』
≫ コースの詳細内容・お申込みはこちら
セミナー講師
NPO-QAセンター 理事 エイドファーマ 代表
高平 正行 氏
セミナー受講料
定価:55,000円(オンライン受講価格:39,600円)
<セミナー主催者のメルマガ登録をされる場合>
特別割引価格:
1名:52,250円(オンライン受講価格:37,620円)
2名:55,000円(1名分無料:1名あたり27,500円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき27,500円で追加受講できます。
※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。
※複数割引はお申込者全員のメルマガ登録が必須です。同一法人内(グループ会社でも可)によるお申込みのみ適用いたします。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※セミナーの視聴・資料のダウンロードのため、セミナー主催者の会員登録が必須となります。お申込みと同時に会員登録をさせていただきます。
【セミナー主催者のメルマガ登録】
ものづくりドットコムの無料会員登録に加えて、セミナー主催者でのメルマガ登録を行っていただきますと、特別割引価格でセミナーをご受講いただくことが可能です。
セミナー主催者でのメルマガ登録をご希望されるかどうか、セミナー申込みページにて確認項目がございます。
セミナー主催者の会員詳細はこちら
受講について
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
- S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
- PDFテキスト(印刷可)
セミナー趣旨
医薬品中の不純物については、有機不純物、無機不純物、残留溶媒から成る不純物を科学的及び安全性の面から管理することになる。そのため先ず基本となるICH Q3A、Bの原薬、製剤中の不純物評価と管理方法、及び日局17のICH Q3Cを各ガイドラインに沿って説明する。原薬中の不純物については、これら不純物質や残留溶媒だけでなく、出発物質や製造方法の変更(合成ルート、試薬・副原料、工程条件等)がある場合には、令和3年6月に日局18に取込まれた「元素不純物ガイドライン」(ICH Q3D)、そして「変異原性不純物ガイドライン」(ICH M7)の中に規定された毒性の強い不純物評価が管理対象となる。これら4つの主要不純物ガイドライン相互の関連と品質管理を、不純物混入防止のリスク管理を中心として分かり易く解説する。
また最近不純物の適合性証明書申請(CEP)において、欧州医薬品品質理事会(EDQM)の審査官から問題提起があったが、医薬品中の不純物の評価・管理方法、及びCTD記載に係わる留意点、日局18に取り込まれた最近のICH Q3D規制動向、そして世界的なラニチジンによる発癌性の問題などを紹介する。局方/ICHにおける不純物管理と出発物質設定と選定の妥当性、そしてCQA・CPP設定の押さえるべきポイントにつきICH Q11の管理戦略を踏まえ説明する。
習得できる知識
- 改正GMP省令に対応する原薬GMP
- 医薬品原薬中の不純物及び不純物管理を知る(ICH Q3A,Q3C)
- 不純物の分析法及び分析法バリデーションを学ぶ
- 規格に設定すべき不純物と、不純物の構造決定と安全性について知る
- 残留溶媒の一日許容摂取量(PDE)を学ぶ
- ICH M7やICH Q3Dの基本知識、及びCTD記載時の留意点を知る
- ICH Q11 における出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定
- 局方/ICHにおける変更管理、QbDアプローチ
セミナープログラム
- 医薬品原薬の不純物に関するガイドライン
- 原薬の不純物ガイドラインについて
- 不純物の分類
- 不純物の根拠となるデータの記載:有機不純物、無機不純物、残留溶媒
- 分析法
- ロット中の不純物の報告
- 規格に設定すべき不純物
- 不純物の安全性の確認:閾値、構造決定・安全性確認と報告、及びフローチャート
- 原薬の不純物プロファイルの同等性評価とは(開発段階~商業生産段階)
- BACPACⅠに示された不純物管理について
- 変更管理時の原薬の不純物プロファイル評価項目とは
- グラクソ・スミスクライン社のザンタック(ラニチジン製剤)原薬から発がん性物質N-ニトロソジメチルアミン(NDMA)の検出
- 医薬品の残留溶媒ガイドラインについて
- 残留溶媒ガイドラインについて
- ガイドラインの適用範囲
- 一般原則:クラス1、2、3の溶媒
- 残留溶媒の限度値
- ICH Q3CR、Q3C(R6)について
- 第十七改正日本薬局方(日局17)、原薬中のクラス別の残留溶媒管理について
- 日局17の医薬品残留溶媒の管理について(平成27年11月厚労省通知)
- 残留溶媒の管理について
- 一般的な留意事項
- 残留溶媒管理に関する基本的な考え方:クラス1、2、3溶媒夫々と濃度限度
- 残留溶媒Q&Aについて
- 医薬品の元素不純物ガイドラインについて(ICH Q3D)
- ICH Q3D(金属不純物)の規制の動向
- 元素不純物の安全性評価、元素の分類
- 元素不純物のリスク評価とリスク低減(元素不純物の管理とリスク低減)
- PDE 値から濃度限度値の換算、分析方法
- ライフサイクルマネジメント
- 最近の金属不純物の分析技術
- 日本薬局方へのICH Q3Dの取込み
- 第十八改正日本薬局方と最近の日本薬局方関連の動向について
- ICH Q3Dの取込みについて
- 第十八改正日本薬局方の「元素不純物」試験の概要
- 潜在的発がんリスクを低減するための医薬品中DNA反応性(変異原性)不純物の評価及び管理ガイドラインについて(ICH M7)
- ガイドラインの適用範囲、一般原則、ICH Q3Aとの関係
- 市販製品に対する検討事項
- 原薬及び製剤中の不純物に関する評価
- ハザード評価の要件とは
- リスクの特性解析(リスク低減の方法)
- 管理戦略
- ドキュメンテーション(臨床開発段階~承認申請)
- 規制当局への申請方法とCTD記載時の留意点
- 「2.3.S.3.2不純物」への記載例
- サクラミル原薬Sモックについて
- 変異原性不純物の管理戦略及び規格の設定及び妥当性等
- 不純物の適合性証明書申請(CEP)における問題点と対応
- 不純物ガイドライン相互の関連と出発物質の選定
- ICH Q11 における原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定
- ICH-Q11原薬の開発と製造ガイドライン(1~6)の解説
- 初めに
- 適用範囲
- 製造工程の開発の経緯(QRM、QTPP,CQA)
- 製造方法及びプロセズコントロール
- 出発物質及び生物起源原材料の選定
- 管理戦略
- QbDアプローチと変更管理
- プロセス・バリデーション/プロセス評価
- CTD様式での製造工程開発情報及び関連情報の提出
- ライフサイクルマネジメント
- まとめ
□質疑応答□