
今後高周波化が予想される各種アプリケーションに対応したアンテナや反射板、電波吸収体を開発する上で、メタマテリアル技術の適用は要求仕様を満たすために不可欠な方法となることが予想される!
リフレクトアレーやメタマテリアルアンテナ技術などに活用するために基礎からじっくりと学ぶ!
セミナー趣旨
メタマテリアル研究は、理論解析や電磁界シミュレーションによる新奇な電磁現象の発見から、実用化のフェーズへ移行してきました。今後高周波化が予想される各種アプリケーションに対応したアンテナや反射板、電波吸収体を開発する上で、メタマテリアル技術の適用は要求仕様を満たすために不可欠な方法となることが予想されます。本セミナーを受講すれば、メタマテリアルの概要を理解でき、実用的な設計法を習得することができます。また、各種実施例からメタマテリアルアンテナやメタサーフェスを用いた反射板、電波吸収体の性能を正しく理解することができます。
【講演のポイント】
メタマテリアルを用いた小形アンテナや,5Gの本格導入に向けて近年注目されているメタサーフェス反射板(IRS: Intelligent Reflecting Surface)に用いられるリフレクトアレーの設計法や性能の評価法を解説する。
習得できる知識
- メタマテリアルの概要
- 伝送線路理論
- メタマテリアルの実用設計法
- メタマテリアルアンテナの基礎
- メタサーフェスによる電磁波制御技術の基礎
セミナープログラム
- メタマテリアルの概要
- メタマテリアルの機能
- 伝搬位相制御
- 特性インピーダンス制御
- 屈折率制御
- 伝搬振幅制御
- 反射位相制御
- メタマテリアルの設計
- 伝送線路理論
- メタマテリアルアンテナの実用設計法
- メタサーフェスの実用設計法
- メタマテリアルアンテナの基礎
- 小形アンテナ
- ビーム走査アンテナ
- クローキング
- メタサーフェスの基礎
- 電磁バンドギャップ(EBG)
- 人工磁気導体(AMC)
- リフレクトアレー
- まとめと今後の展望
【質疑応答】
キーワード:メタマテリアル,メタサーフェス,アンテナ,クローキング,リフレクトアレー
セミナー講師
防衛大学校 電気情報学群 電気電子工学科 教授 道下 尚文 氏
セミナー受講料
【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
受講料
39,600円(税込)/人
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