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セミナー趣旨
バイオプラスチック研究が、脱炭素化社会実現と海洋プラスチック汚染問題解決の観点から世界中で進展している。現在、コンビニや化粧品パッケージなどとして普及している国産PHAは、Circular Bioeconomyの典型アイテムとして注目されている。本セミナーでは、微生物が合成するポリマーPHAの研究発展において開発された技術を丁寧に解説する。特に、Green Planet(PHBH)に続く新規PHA生産開発について詳しく紹介する。さらに、新規PHAをはじめとするバイオプラスチック(あるいは素材)の、CO2からの微生物発酵生産システムは、新しい資本主義実現の重点投資分野として掲げられた「バイオものづくり」の中核の一つとなると思われる。
受講対象・レベル
・ バイオプラスチック研究の概観を短時間で知りたい。
・ 化学合成ポリマーと生合成ポリマーの比較:合成法・構造・物性・機能を知りたい。
・ バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックの違いを知りたい。
・ 再生可能資源(CO2・糖・油脂)からのプラスチックの一貫生産プロセス開発を知りたい。
・ バイオプラスチック研究における今後の展開ともたらされる世界を知りたい。
習得できる知識
バイオマスプラスチック、生分解性プラスチック、微生物ポリエステル PHA、化学合成と生合成、化学構造、熱的・機械的物性、機能化、Bioeconomy、Circular economy、脱炭素化、生物化学工学、合成生物学
セミナープログラム
1.イントロダクション
2.バイオプラスチック事始め
2.1 定義
2.2 バイオマスプラスチックと生分解性プラスチック
2.3 バイオプラスチック開発研究の概要
3.微生物産生プラスチック素材
3.1 ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)
3.2 PHAの種類と構造
3.3 PHAの生合成システム
4.PHAの生産系と物性・生分解性
4.1 PHAの生産系(再生可能原料からの一貫プロセス開発)
4.2 PHAの物性・機能
4.3 PHAの生分解性発現機構
5.次世代ポリ乳酸「多元ポリ乳酸:の生合成一貫プロセス開発と機能部材化・生分解性
5.1 多元ポリ乳酸の生合成一貫プロセス開発
5.2 多元ポリ乳酸の機能部材化
5.3 多元ポリ乳酸の生分解性と部材化のポイント
6.世界動向と今後の展望
【質疑応答】
※ 適宜休憩が入ります。
セミナー講師
田口 精一 氏
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科/
先端バイオ工学研究センター 創発生命工学研究室 特命教授
セミナー受講料
44,000円(税込)
* 資料付
*メルマガ登録者39,600円(税込)
*アカデミック価格26,400円(税込)
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
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