化学品の輸出管理入門 -国連番号/該非判定/原産地・HSコードの決め方など-
◎化学品の輸出管理に必須な3要素、「国連危険物輸送」「安全保障貿易」「原産性」をポイント解説。
◎UN番号や該非判定、HSコードの決定では判定基準が曖昧であったり、複数のものに該当するなど、判断が難しい場面も。より的確な判断を導く一助となる講座!
国連危険物輸送:具体的な国連番号付与/分類方法/事例
:海上・航空・陸上 輸送形態に応じた留意点と国内法との関係
:容器/包装選定方法の考え方と方法/事例
安全保障貿易:リスト規制とキャッチオール規制/該非判定/米国EARの判定フロー
原産性:HSコードの決め方/混合物での原産国の判定方法と事例
■動画の総視聴時間:約1時間22分
★この講座はLMS型のe-ラーニングです★
過去開催したセミナーの中から、ニーズの多い講座や人気の高い講座をe-ラーニング用にカスタマイズしたものです。
決められた順番に沿って、動画の視聴やテストを進めていきます。
<受講の流れについて>
受講開始日
当月15日までのお申し込みの場合:
当月25日から視聴開始
月末までのお申込みの場合:
翌月10日から視聴開始
※土日・祝日の場合は翌営業日扱いとなります
受講期間
4ヵ月間
※期間延長の場合、別途追加料金が発生します。受講料の項目をご
セミナー趣旨
〇国連危険物輸送
・国連危険物輸送勧告と消防法、毒劇法、海洋汚染防止法との関係とは?
・引火性液体/急性毒性などとGHSの関係
・国連危険物輸送での事故/違反事例
〇安全保障貿易
・講師経験に基づいた準備しておくと便利な書籍一例/参照サイト
・該非判定
・中国の動向
〇よくあるQ&A
・国連番号判定の正しさを確認するには?/同商品でも異なる国連番号の提示を受けた際の解釈と対応法は?
・GHS分類結果と国連番号が一致しない場合は?
・同一物質で輸送方法が異なる場合のSDSの効率的な運用方法は?
・複数国を経由して危険物輸送→全ての経由国に応じたSDS提供やラベル貼付が必要?
・SDS輸送上の注意で副次危険性を含むにも関わらず記載がないものがあるが、法律上どうなってる?
セミナープログラム
1. 輸出時に注意すべき点:約4分
2. 国連危険物輸送:約35分
2-1 国連危険物
・様々な危険物
・各法令での引火点による区分の違い
2-2 国内法との関係
2-2-1 海上輸送
2-2-2 航空輸送
2-2-3 陸上輸送
・イエローカード
・容器イエローカード
2-2-4 体系図
2-3 国連分類/国連番号/容器等級
2-3-1 国連分類
2-3-2 国連番号
2-3-3 容器等級/包装等級
2-4 GHSとの関係
・引火性液体
・急性毒性
・金属腐食性
・皮膚腐食性/刺激性
・眼に対する重篤な損傷性・眼刺激性
・水生環境有害性(急性)
・水生環境有害性(慢性)
2-5 他法令との関係
・海洋汚染防止法
・毒物劇物取締法
2-6 分類方法
・優先度1:貨物の品名が品目リストにあるもの
・優先度2:危険物に該当するものが1つで、その危険物が品目リストにあり、危険物と混合物の特性が全く変化しないもの
・優先度3:危険物に該当するものが1つで、その危険物が品目リストにあり、危険物と混合物の特性が変化するもの
・IATA規則書 表4.1.A n.o.s.品目リスト
・例:Isophorone diisocyanateをEthylene glycolで部分変性し、Isophoronediisocyanateが80%以下の場合
・n-Propoxypropanol amyleの場合
・優先度4:危険物に該当するものが2つあるもの
・IATA規則書 3.10.A 危険性および包装等級の優先順位
・例:Ethanol(クラス3、容器等級Ⅱ)とEthylenediamine(クラス8、容器等級Ⅱ)の混合物の場合
2-7 容器選定方法
・船舶の場合
・船舶告示 別表第1 UN1263
・船舶告示 別表第1 備考6 P001
・貨物機の場合
・旅客機の場合
・IATA規則書 4.2危険物リスト UN1263
・IATA規則書 包装基準 Y341
・IATA規則書 包装基準 364
・IATA規則書 包装基準 353
・講師の会社で使用する国連番号や容器等の一部まとめ
2-8 事故/違反事例
・概要
・事故の状況
・裁判について
3. 安全保障貿易:約16分
3-1 概要
・法体系
・必要に応じて準備しておくと便利な書籍
・詳細解説サイト
3-2 輸出令
3-2-1 別表1:輸出許可を要する貨物
・リスト規制一覧
・キャッチオール規制
3-2-2 別表2:輸出承認を要する貨物
3-3 外為令
3-4 該非判定
・該当
・非該当
・対象外
3-5 米国/中国対応
3-5-1 米国
3-5-2 中国
4. 原産性:約21分
4-1 EPA/FTA
・EPA/FTA (実質はEPAのみ)
・TPP(環太平洋パートナーシップ協定)
・RCEP(東アジア地域包括的経済連携協定)
・TAG(貿易協定)
4-2 HSコード
4-3 原産性
・特恵原産地規則
・非特恵原産地規則
・一般的な原産地証明書(非特恵原産地証明書)
・特定原産地証明書
4-3-1 一般的な原産地証明書(非特恵原産地証明書)
・完全に生産された物品
・実質的な変更を加える加工または製造
4-3-2 特定原産地証明書
・参考URL
・完全生産性
・原産材料のみから生産される産品
・実質的変更基準を満たす産品
・関税分類変更基準(CTCルール):HSコードの変化
・付加価値基準(VAルール):付加価値割合
・加工工程基準(SPルール)
・混合物での原産国の決め方のイメージ
5. Q&A:約4分
・国連番号の判定の正しさを確認するには?
・同じ商品でも異なる国連番号の提示を受けた際の解釈と対応方法は?
・GHS分類結果と国連番号が一致しない場合、どうすればよいか?
・同一物質で輸送方法が異なる場合のSDSの効率的な運用方法は?
・複数国を経由して危険物輸送する際、全ての経由国に応じたSDS提供やラベル貼付が必要か?
・SDS輸送上の注意で副次危険性を含むにもかかわらずその記載がないものがあるが、法律上どうなっているのか?
最終テスト
↓
修了証発行
セミナー講師
ペルノックス(株) 品質環境保証室 副室長 原井洋人 氏
セミナー受講料
1社1~9名でのお申込み : 1名あたり 25,300円(税込、資料付)
1社10名以上でのお申込み : 1名あたり 19,800円(税込、資料付)
1社30名以上でのお申込み : 1名あたり 14,300円(税込、資料付)
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*13名以上お申込みの場合は、申込みフォームの備考に追加受講者をご記入ください。
*受講者とは別に管理者を立てたい場合は、申込時に備考欄にてお申し出ください。
●管理者を設定する場合:4,400円(税込)
*管理者ご自身が受講する場合、別途受講料がかかります。
●期間延長の場合:1ヶ月あたり4,400円(税込)
受講にあたっての留意点
※受講期間終了後はIDを削除致しますので予めご了承ください。
①受講開始日までに受講に必要なID、パスワードとURLをメールにてご連絡します。
【ご注意】
本講座で使用される資料は著作物であり、複写・転載・配布・販売を禁止致します。また、一つのIDにつき使用できるのは1名であり、一つのIDを複数名で使用することを禁止致します。
②必ず以下のURLより動作確認をしてからお申込みください。
情報機構 動作確認ページへ→
サンプルページ内の動画の視聴とテストの回答をお試しいただき、正常に動作するか各自にてご確認ください。動作環境以外のPCで受講すると、正常に受講できない可能性がございます。 動作確認やシステム設定に関するサポートは弊社では行っておりませんので、PC設定等のお問い合わせはご遠慮ください。
③受講の流れ
・講座開始日から、コンテンツの動画またはPDFを視聴・閲覧できます。
・Chapterの順番に沿って視聴・閲覧をしてください。前のChapterを終了せずに、次のChapterへは進めません。
・確認テストは、Chapter内の動画は最後まで視聴、PDFは閲覧しないとテストへ進めません。
なお、回答について講師による添削はありません。
・全てのChapterを終了し、最終テストで一定の基準を上回った方には、修了証(画面上で表示)を発行致します。