核酸医薬研究開発に関する基礎知識から解説!
実用化に向けた課題とは?ドラッグデリバリーなどの方法論に基づく課題解決策とは?
セミナー趣旨
近年、抗体医薬に続くバイオ医薬品として核酸医薬が注目を集めている。核酸医薬は幅広い難治性疾患に適用可能なポテンシャルを有する一方で、バイオアベイラビリティが低いため、投与法や標的臓器が限られているのが現状である。この様な核酸医薬の課題を克服するための方法論の1つがドラッグデリバリーシステム(DDS)である。本講座では、核酸医薬を中心に研究開発に関する基礎知識から実用化に向けた課題を概説するとともに、ドラッグデリバリーなどの方法論に基づく課題解決策を議論する。
習得できる知識
・核酸医薬に関する基礎知識
・DDSに関する基礎知識
・核酸医薬DDSの種類
・核酸医薬DDSの現状と課題
セミナープログラム
1核酸医薬
1-1 核酸医薬のメカニズム
1-2 核酸医薬の種類と作用機序
・化学修飾核酸
・リン酸部の化学修飾
・PS立体化学の効果
・糖部の化学修飾
1-3承認された主な核酸医薬
・アンチセンス核酸医薬
・エクソンスキップ核酸医薬
・エクソンインクルージョン核酸医薬
・siRNA医薬
・アプタマー核酸医薬
・CpGオリゴ核酸医薬
1-4 核酸医薬の臨床試験について
1-5 核酸医薬の課題
2 ドラッグデリバリーシステム(DDS)
2-1 DDSに求められる機能
2-2 DDSの種類と実用例
・徐放型
・プロドラッグ型
・可溶化/安定化型
・ターゲティング型
2-3 ターゲティング型DDS(ナノDDS/ナノ医薬)
・がん
・肝臓、脾臓
・脳
・肺
・その他臓器
3 核酸医薬DDS
3-1 核酸医薬に用いられるDDSの種類と実用例
・リガンドコンジュゲート
・ポリマーコンジュゲート
・高分子ナノ粒子
・脂質ナノ粒子
・その他
3-2 核酸医薬DDSの現状と課題
核酸医薬品、DDS、ドラッグデリバリーシステム、ナノDDS、研修、セミナー
セミナー講師
東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻 教授 宮田 完二郎 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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