【新規事業の「収益化」の壁を越える打開策】
〜収益化成功に必須の「普通顧客/無消費層」を開拓する〜
開催日:2022年12月 9日(金)
セミナー趣旨
多くの企業が従来の主力事業の市場の成熟化に直面する中で、様々な企業が新規事業の立上げ・推進を行っているものの、なかなか苦戦している(時間がかかる、カネがかかる、その割に会社の収益に貢献するような事業の柱になっていない)状況も散見されます。
一般的に新規事業の成功確率は諸説ありますが、「数%未満〜10%未満程度」と言われ、それは、【1】「事業アイデアの具体化」→【2】「事業化成功」→【3】「収益化成功」と段階を追っていく毎に成功の確率は下がっていきます。特に新規事業が企業にとってある程度の収益(売上、利益)をもたらす【3】「収益化成功」で躓いている新規事業は世の中に数多あり、大企業であれば新規事業に期待する収益も大きいため成功の確率は更に低くなっていきます。
新規事業の立上げを担う担当者は、【1】「事業アイディアの具体化」から【2】「事業化成功」にまずは注力する一方、事業化自体が目的化しがちで、【3】「収益化成功」に必要となる大多数の「普通顧客/無消費層」の開拓がおざなりになりがちです。本来、企業の経営層が期待するのは、「新規事業の“立ち上げ”が目的化されることなく、事業としてスケールアップして収益をもたらし、新たな事業の柱となること」にもかかわらず、実際の新規事業の多くが「PoCどまり(検証段階)」で、経営層の期待通りにならない「PoC貧乏」の状況にあると考えられます。
今回のセミナーでは、新規事業の大きな課題である「収益化」に焦点を当てながら、「収益化」の原因を論理的に分析しながら、新規事業が「PoC貧乏」から脱するための打開策をご紹介します。
セミナープログラム
1.新規事業に立ちはだかる高い「収益化」の壁
-様々な企業における新規事業の現実
-新規事業が収益化(経営に貢献する売上・利益創出)まで至らない
2.実は合理的に“PoC貧乏”や、“スケールしない新規ビジネス”に陥る?!
-新規事業の収益化に足りないことは何なのか
(担当者の力量?、経営層の推進力?、既存事業側からの協力?、時の運?)
-理論で考える「新規事業が「収益化」の壁を越えられない」原因
3.おざなりになりがちな「収益化に貢献する普通顧客/無消費層」を開拓する
-初期ユーザの開拓はそれほど難しくない?
-実は、PoCで検証をすればするほど新規事業は「収益化」から遠のいていく?
-新規事業担当者がついついおざなりにする68%の普通顧客/無消費層の開拓の実践方法
セミナー講師
岩泉 謙吾(いわいずみ けんご) 氏
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 アソシエートパートナー
総合コンサルティングファームのグローバル企業、総合ICTソリューション事業者のグローバル企業、国内シンクタンク、外資系総合ファームを経て、現在のEYストラテジー・アンド・コンサルティングに入社。EYSCに入社し、ICT(Information and Communication Technology(情報通信技術))関連企業を中心に戦略策定、事業変革、新規事業立ち上げなどの支援業務を牽引する。組織・人事・風土改革のコンサルタントからキャリアをスタートし、キャリアを通じて営業改革、戦略策定、新規事業・サービス創出、BPR、業務アウトソーシング、ERP導入、ITアウトソーシング、SSO会社の外販戦略、カーブアウトされた事業会社のスタンドアローンイシューへの対応など、様々なコンサルティングテーマに従事している。
中川 遼(なかがわ りょう) 氏
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 マネージャー
日系大手金融子会社、大手外資系コンサルティングファーム2社を経て、2021年より現職。エネルギー、素材、ハイテク、通信業界等、複数業界を対象に、IT構想策定や業務改革等から、チャネル戦略や組織立ち上げ等、複数領域での支援経験を有す。直近は特に、データを活用した新ビジネスの検討に注力しており、複数ビジネス案の策定実績を有す。
セミナー受講料
1名につき 33,900円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 1時間53分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
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