CO2分離回収技術の概要、個別技術の詳細、物質収支、エネルギー収支からコスト計算までを解説!
セミナー修了後、受講者のみご覧いただける1週間限定のアーカイブ配信をいたします。
セミナー趣旨
本セミナーでは、CO2分離回収技術を中心としてプロセス評価及びコスト検討方法の基礎について解説します。物質収支やエネルギー収支の計算方法の基礎、熱交換器の所要伝熱面積の計算、コンプレッサーの所要動力などを、Excelなどを用いた実際の計算例とともに解説します。さらに、CO2分離回収技術の選定やプロセス改良を行うための基礎となるコスト計算法の基礎について解説します。
受講対象・レベル
化学、特に化学工学的な視点から解説を行いますが、これ以外のご専門の方にもご理解いただけるよう解説します。特に化学吸収法、膜分離法のプロセス検討を行おうとされる方向けに、Excelを用いた計算の実例を交えて計算方法を解説します。また、プラントのコスト計算の方法についても、同様にExcelを用いた簡易的な算出方法とともに解説します。
習得できる知識
CO2分離回収技術の分離手法、各分離手法の原理と特徴、プロセス計算の基礎、コスト計算の考え方
セミナープログラム
1.CO2分離回収技術の概要
1.1 背景
1.2 CO2排出源とCO2分離技術
2.CO2分離技術の詳細
2.1 吸収液法
2.2 吸着剤法
2.3 膜分離法
2.4 その他の方法
3.プロセス計算の基礎
3.1 物質収支の考え方
3.2 エネルギー収支の考え方
3.3 膜分離法、化学吸収法における計算例
4.コスト計算の基礎
4.1 コスト計算の前提条件
4.1 物価上昇の考慮
4.3 膜分離プロセスにおけるコスト計算の例
4.4 化学吸収プロセスにおけるコスト計算の例
5.まとめ
二酸化炭素,分離,膜,回収,CCS,CCUS,WEBセミナー,オンライン
セミナー講師
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 助教 博士(工学) 小玉 聡 氏
【専門】
化学工学、プラズマ化学
【略歴】
2004~2011年 (財)地球環境産業技術研究機構(RITE)研究員
2011~現在 東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 助教
CO2固体吸収剤の開発
火力発電所の発電効率に対するCCSプロセスの影響評価
膜分離プロセスのモデル化と最適運転条件の検討
自動車用内燃機関排ガスより発生したデポジットや凝縮水の挙動解析 等に従事
所属学会:化学工学会
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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受講について
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