レアメタルの概要と注目市場 ― 車載LIB、電動化、半導体、電子・電池材料、航空機・軽金属用途の原料市場

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    セミナー趣旨

     レアメタルは、自動車や電子機器、通信機器などあらゆる製品に不可欠の元素を示し、なじみのない金属元素の総称として最も一般化した言葉だ。だが、明確な定義がないことから、科学者のほとんどを困惑させてきた。レアメタルという言葉を日本に持ち込んだアルム出版社がレアメタルの概要と歴史を解説する。
     経済産業省(当時の通商産業省)のレアメタル政策は、石油ショックを経た日本の経済安全保障であるほか、さまざまな材料業界の要望に応じ47元素を選抜して行った共同プロモーション「レアメタル47」と呼べるものだ。プロデューサーがまだ売れていない芸能人の卵たちを集め、共通のアイドル活動を通じ、馴染みのあるグループ名を肩書きとして売れる芸能人をめざす坂道グループのプロモーション活動に極めて似ている。経済産業省は政策プロデューサーとして「レアメタル」という言葉を普及させた一方、卒業できた元素はなく、いくかの元素が新たに加わり、47以上の元素が「レアメタル47」として残っている。
     今後のレアメタルは、カーボンニュートラルの実現する元素が注目を集めるほか、ウクライナ戦争で新冷戦に移行する中、西側諸国で重要度を増す日本の立ち位置を語る。注目のレアメタルとして、車載LIB(リチウムイオン電池)、電動化、半導体、電子・電池、航空機・軽金属、工具、鉄鋼、触媒、セラミックスと9つの分野について解説する。

    受講対象・レベル

     レアメタル元素を用いた素材・部品・最終製品を開発する研究者
     製造・販売・取引する民間企業の担当者

    習得できる知識

     レアメタルの主要元素の市場動向や、今後の社会・経済情勢に基づいた注目元素の動向。
     レアメタル全般の概要・歴史や、経済産業省など所管官庁によるレアメタル関連の経済政策

    セミナープログラム

    1 レアメタルの概要
     1.1 レアメタルとは何なのか
     1.2 マイナー元素がレアメタルにとどまる理由
      
    2 レアメタルの歴史
     2.1 アルム出版社によるレアメタルという言葉の輸入(1950年代〜1970年代半ば)
     2.2 経済産業省のレアメタル政策(1970年代半ば〜1990年代初め)
     2.3 冷戦崩壊とグローバル経済(1990年代初め〜2010年代)
     2.4 カーボンニュートラル対応と新冷戦(2010年代〜)
      
    3 注目のレアメタル分野
     3.1 車載LIB材料 リチウム(Li)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)
     3.2 電動化材料 レアアース(RE)、シリコン(Si)、アンチモン(Sb)
     3.3 半導体材料 半導体シリコン(Si)、ガリウム(Ga)、ヒ素(As)
     3.4 電子・電池材料 タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、ゲルマニウム(Ge)、ベリリウム(Be)、酸化チタン(TiO₂)、ジルコニア(ZrO₂)、電解二酸化マンガン(MnO₂)、インジウム(In)、カドミウム(Cd)、ビスマス(Bi)、セレン(Se),テルル 
    (Te)、ニッケル(Ni)
     3.5 航空機・軽金属材料 チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、タ 
    ンタル(Ta)、マグネシウム(Mg)、金属シリコン(Si)
     3.6 工具材料 タングステン(W)、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)、タンタ 
    ル(Ta)
     3.7 鉄鋼材料 モリブデン(Mo)、バナジウム(V)、ニオブ(Nb)、ニッケル 
    (Ni)、クロム(Cr)、マンガン(Mn) 、シリコン(Si)
     3.8 触媒材料 白金族金属(PGMs)、金(Au)、銀(Ag)
     3.9 セラミックス材料 ジルコニア(ZrO₂)、酸化チタン(TiO₂)


    ※ 適宜休憩が入ります。

    セミナー講師

    吉竹 豊 氏
    レアメタル専門メディア・アルム出版社 代表
    「週刊レアメタルニュース」「年刊工業レアメタル」 編集長

    【講師経歴】
     1978年 福岡県福津市生
     2005年 レアメタル専門メディアのアルム出版社に入社。以降はレアアース、リチウム、アンチモン、ニッケル、タングステン、モリブデン、インジウム、ガリウム、チタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブなど数多くのレアメタル市場で調査を行う。
     2018年 編集長に就任

    【活 動】
     30ほどの元素のレアメタル市場調査、レアメタルの資源市場を中心としたコンサルティング・講演会

    セミナー受講料

    44,000円(税込)  

    * 資料付
    *メルマガ登録者39,600円(税込)
    *アカデミック価格26,400円(税込)

    ★メルマガ会員特典
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    1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。

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    学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
    大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
    備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。

    受講について

    • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
      お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
       → https://zoom.us/test
    • 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
    • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
    • お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
    • ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
    • 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。

    ■ お申し込み後の流れ

    • 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
    • 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
    • セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
    • 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
    • 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。

     

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:30

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    資源工学   金属材料   電子材料

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