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中国、タイなどの「プラスワン」からの脱却を目指して
セミナー趣旨
ラオス人民民主共和国は、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、中国に囲まれた東南アジア唯一の内陸国です。2000年以降、堅調な経済成長を続けており、コロナ禍後も以前の活気を取り戻しつつあります。
ラオスは、隣接するベトナム同様の社会主義国として、ラオス人民民主党の一党体制ではありますが、タイやミャンマーのように国軍が支配する体制にはなく、カンボジアのように強権的な支配が社会問題化している状況にはない点で、政治的に安定しています。政治に対して不満を持つ国民が暴動を起こすような例はほとんどなく、殺人等の重大犯罪の発生件数も比較的少ないことから、治安も非常に安定しているといえます。
東西に走る経済回廊(幹線道路)が整備され、ラオスを経由したベトナム、タイ、ミャンマーとの物流が容易になったほか、近時、首都ビエンチャンを経由した南北に横断する高速鉄道や高速道路が開通しており、これまで以上に中国資本が投下され、経済が活性化される見込みです。
ラオスのビジネス投資は、これまで、安い人件費を利用するため、中国、タイ等の「プラスワン」として活用されてきました。その傾向は、今後もより一層強まっていくとともに、「プラスワン」から脱却して、ラオス特有の魅力を生かしたビジネスが展開されていくと予想しています。
本セミナーでは、法規制を中心に、具体的な事例を織り交ぜながら、ラオスにおける事業展開に際して検討すべきポイントについて解説いたします。
受講対象・レベル
ラオスにおいて事業展開を考えている法人のご担当者様、法務部門、海外事業部門、経営企画部門、コンプライアンス部門などのご担当者様、また本テーマにご関心のある方
セミナープログラム
1.ラオスの基礎情報
2.ラオスの経済・投資状況
3.ラオスの外国投資規制
4.ラオスの投資優遇措置
5.ラオスの経済特区
6.ラオスの企業法制
7.ラオスの人事労務
8.ラオスの税制
9.ラオスの不動産法制
10.ラオスの金融関連規制
11.ラオスにおける紛争解決
12.その他(質疑応答等)
※以上の予定ですが、セミナー内容は予告なく変更する可能性があります。
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士 入江 克典 氏
慶應義塾大学大学院法務研究科修了。2009年の弁護士登録(東京弁護士会)より幅広い企業法務案件に携わった後、2015年より、独立行政法人国際協力機構(JICA)のシニアアドバイザーとして、ラオス等東南アジア各国の法整備支援に関わる。2017年より約4年間、JICA長期派遣専門家として、民法典の起草等、ラオス法の起草、運用に関与。ラオス法に関する論稿多数。2023年1月より現職。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【本セミナーはZoomを利用して開催いたします】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
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