
高分子材料の正しい分析・測定・試験が出来ていますか?
各種装置の概要から、講師がこれまでに実務を通じて得てきた注意点や誤解しやすい点、分析のポイントわかりやすく解説します
~DSC・光DSC・FT-IR・DMA・硬化測定・引張試験・接着強さなど~
※本セミナーは開催日が変更になりました
5/25 → 7/31
セミナー趣旨
高分子材料の分析・試験方法が示される文献は多く存在しますが、それらを参照しながら実際に測定やデータ解析をする場合、疑問点や解釈に不安が残る点、または知らぬ間に間違ったことをしていないかという心配などがあるかと思います。
そこで本講座では、このような現状に対応するため、講師がこれまでに高分子関連の分析・物性評価の実務を通じて得てきた注意点や誤解しやすい点に関して、それらの知見をまとめてお伝えいたします。
受講対象・レベル
初心者からベテランまで、高分子材料の分析・物性試験において実験操作やデータ解析に携わっている技術者を対象とします。
必要な予備知識
技術者が対象ですが、化学の知識は特に必要ありません。
習得できる知識
注意点や誤解しやすい点を指摘するだけでなく、正しい手順や対策などを具体的に説明しますので、実践の作業でも本講座のテキストが役立つと思います。また、周辺技術についても適宜紹介しますので、直接携わっていない分析・試験方法の知識も身に付くでしょう。
セミナープログラム
1.はじめに
2.DSC
2-1 装置概要
2-2 物理量・単位
2-3 2ndスキャン適用の可否
2-4 硬化率測定への適用
(1) 内部硬化法
(2) 外部硬化法
2-5 内部硬化法の問題点
(1) 面積計算の課題
(2) 硬化時間-硬化率曲線の誤解
3.光DSC
3-1 装置概要
3-2 試料パンによる反射波の影響
3-3 2段階反応の大誤解
3-4 逆向きピーク問題
(1) 吸熱因子
(2) 補正方法
3-5 硬化率測定への適用
(1) 内部硬化法
(2) 外部硬化法
(3) 暗反応の内部硬化法への影響
4.FT-IR
4-1 赤外吸収
4-2 装置概要
(1) FT-IR装置
(2) ATR装置
4-3 注意点
(1) 吸光度と透過率
(2) しみ込み深さ
(3) 試料表面付着物
(4) 試料膜厚
(5) ATR補正
(6) 屈折率
5.DMA
5-1 主な熱物性測定法
5-2 DMA普及の経緯
(1) エンプラの台頭
(2) ガラス転移温度(Tg)神話
(3) DSC法、TMA法によるTg測定の問題点
5-3 弾性率と剛性率
5-4 複素弾性率
5-5 装置概要
5-6 注意点
(1) 試料作製方法
(2) 結果の記録
(3) データ解釈
(4) 平均値計算
6.プラスチックの引張試験
6-1 試料作製方法
6-2 伸びの読取り
6-3 平均値計算
7.接着強さ試験
7-1 接着強さ・接着力・接着強度
7-2 アンカー効果
7-3 破壊モードの記録
7-4 引張せん断接着強さ
(1) 試験片の問題点
(2) 改善方法
7-5 各種接着強さの相関
(1) 引張せん断と引張り
(2) はく離と引張せん断
8.まとめ
<質疑応答>
高分子,分析,物性試験,DSC,FT-IR,DMC,引張試験,接着強度,セミナー
セミナー講師
積水ポリマテック(株) 品質保証部 工学博士 並木 陽一 氏
【ご略歴】
1985年より材料メーカーおよびユーザーの6社でUV硬化接着剤、射出成形樹脂、フィルムなどの開発・分析に従事。2012年より大学で非常勤講師として材料・接着・分析に関する3つの授業を担当。
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講料
55,000円(税込)/人
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