ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方【オンデマンド配信】

電子情報管理のメリット | 業務分野別の実験データの移し方残し方 | CSV | クラウド化 | ELNやSDMSでの情報管理 | AI活用を見据えたデータ蓄積、具体的運用 …など

視聴期間:申込日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可) 製薬企業研究所における電子実験ノート(ELN)や研究機器データ管理システム(SDMS)の活用を通した研究情報管理体制の構築と運用に携わってきた経験と事例を基に!
AIの活用を見据えての情報管理によるDXの進め方、さらにはその選定や導入において想定される課題等を紹介!  

【ここがポイント】
•国内外の製薬企業を中心とした最新の研究情報管理体制の事例
•目覚ましい進展をとげている電子的な情報管理システムの概要と利点
•製造系企業が遵守すべき、近年変化しつつあるコンプライアンス絡みの要件
•情報管理体制に課題を感じている組織にとって、改善の方向性の要点と、実施に向けて遭遇することが想定される課題

日時

【オンデマンド配信受講】 2023年11月29日(水) まで申込受付中  /視聴時間:4時間28分 /視聴期間:主催者でお申込み受付後、10営業日(期間中は何度でも視聴可)

セミナー趣旨

製薬企業研究所における電子実験ノート(ELN)や研究機器データ管理システム(SDMS)の活用を通した研究情報管理体制の構築と運用に携わってきた経験と事例を基に、研究や生産活動における情報管理体制に求められる姿、電子的ツールを用いることによる利点、運用における紙と電子の根本的な違い、AIの活用を見据えての情報管理によるDX(Digital Transformation)の進め方、さらにはその選定や導入において想定される課題等を紹介する。

セミナープログラム

1.研究・生産情報を管理する必要性
 (1)情報を管理する目的
 (2)研究・生産記録の管理がなぜ重要か
 (3)研究不正を防止するには

2.情報管理における電子化の重要性
 (1)研究・生産情報管理における電子化の流れ
 (2)電子化によるData Integrity対応
 (3)電子システムを活用するメリット

3.電子情報管理システムの種類
 (1)電子情報管理システムの種類と位置付け
   ・電子実験ノートシステム
   ・研究機器データ管理システム
   ・試験依頼兼情報管理システム
   ・試薬管理システム
 (2)電子情報管理システムにおける共通の要件
 (3)バリデーションの進め方

4.電子署名・監査証跡
 (1)電子署名、監査証跡とは
 (2)電子署名の構成の差に基づくシステム内で起こる課題と対応策
 (3)特許の観点での電子署名の位置づけ

5.電子実験ノート展開の歴史
 (1)電子実験ノート発生の経緯
 (2)展開を加速させた要因
 (3)昨今の動向

6.化学系電子実験ノートの使われ方
 (1)化学系研究者の電子実験ノートの使い方
 (2)当該研究者に歓迎される各種有用機能
 (3)社内化合物法規制照合機能
 (4)実際の運用事例

7.分析業務、品質管理、安全性試験部門にとっての試験情報管理システム
 (1)業務の形態や背景の違いによる活用における利点
 (2)当該部門における情報管理環境の動向

8.特性評価系研究者にとっての電子実験ノート
 (1)展開に課題を生じさせる背景の活動形態別解析
 (2)活用に向けた対策

9.測定機器データの保全管理
 (1)各種測定機器が発行するデータの集中管理の方策
 (2)システム化による利点
 (3)導入障壁の解決事例
   ・データ管理意識の部門による温度差
   ・導入によるROIの検討
   ・導入を決断させるドライビングフォースの設定
 (4)導入後の作業者の意識変化

10.内部試料の管理
 (1)内部試料管理の必要性
 (2)内部試料の管理方法

11.クラウド系システムの出現
 (1)オンプレミスとクラウドの差
 (2)信頼性対応におけるクラウドの位置づけ
 (3)クラウド(パブリック)が適する活用形態
 (4)クラウドシステムによる恩恵

12.電子的な情報管理体制がもたらすもの
 (1)電子実験ノートを運用してみてわかったこと
 (2)ドキュメントカテゴリーに応じた連携を意識した環境

13.AIの活用を見据えて
 (1)AIに期待されているもの
 (2)AIがデータを活用できるようにしておくには

14.電子情報管理システムの導入・展開における課題と対応策
 (1)要求仕様の設定
 (2)プロジェクトを進める体制
 (3)役割分担
 (4)運用体制における監視の重要性
 (5)紙と電子の違いに対する理解
 (6)電子管理体制構築におけるよくある落とし穴

セミナー講師

ラボコンサルテーション(株)  代表取締役社長 薬学博士 島本 哲男 氏 

[業界での関連活動] ELN研究会の発起人(ELN:Electronical LaboNotebook)
 
【略歴】
1986年 大阪大学理学部化学科前期修士課程修了
同年 サントリー株式会社入社 生物医学研究所化学研究室配属
    化学合成の技術をベースにした、新規薬品候補物質の創生
CADD (Computer Aided Drug Design)技術の活用
コンビナートリアルケミストリーの技術を意図した新規合成手法の開拓
1997年 京都大学薬学部にて博士号取得
2000年 研究企画、推進部門に異動
研究情報管理システムの構築、運用
   社内合成化合物・薬品の在庫管理
研究支援環境の整備
ITインフラ基盤システムの設計、管理運用
2000年 分社に伴い株式会社サントリー生物医学研究所に転籍
2002年 会社改組に伴い第一サントリー株式会社に転籍
2005年 第一アスビオファーマ株式会社に社名変更
2007年 アスビオファーマ株式会社に社名変更
研究総務部門も兼任
コンプライアンス維持管理
新研究所の設計および移転の計画と調整
2010年 第一三共グループ内組織改編に伴いアスビオファーマ株式会社に転籍
研究管理部門に異動
研究情報管理システムの構築、運用
コンプライアンス向上環境の設計と管理運用
ITインフラ基盤システムの管理運用
2015年1月 アスビオファーマ株式会社を退社
同年2月 ラボコンサルテーション株式会社を起業

セミナー受講料

オンライン受講価格:40,150円

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1名:38,170円
2名:55,000円(1名分無料:1名あたり27,500円)
3名以上のお申込みの場合、1名につき27,500円で追加受講できます。

※オンライン受講価格は、Live/アーカイブ/オンデマンドの受講を1名様でお申込みいただいた場合の価格です。複数お申込みでは適用されません。

※複数割引はお申込者全員のメルマガ登録が必須です。同一法人内(グループ会社でも可)によるお申込みのみ適用いたします。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

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配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

申込締日:2023/11/30

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開催日時

オンデマンド

受講料

40,150円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

デジタル情報管理   医薬品技術   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

申込締日:2023/11/30

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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オンデマンド

受講料

40,150円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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全国

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キーワード

デジタル情報管理   医薬品技術   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

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