以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
CO2を活用した化学品製造に関する、化学業界の現状と技術体系について解説するとともに、それを可能とする触媒技術の最前線について詳しく解説!
特に、低級アルケン製造にCO2を利用する最新の取り組みに関し、世界最高性能を示す革新触媒技術の詳細を解説する。
※Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
セミナー趣旨
CO2を活用した化学品製造に関して、化学業界の現状と技術体系について解説するとともに、それを可能とする触媒技術の最前線について詳しく紹介する。特に、基幹化学品である低級アルケン製造にCO2を利用する最新の取り組みに関し、世界最高性能を示す革新触媒技術の詳細を解説する。具体的には、初めに化学業界におけるCO2利用・排出削減の現状について、CO2排出削減に対する考え方・取り組みやCO2を活用した化学品製造の分類について概説し、続いてCO2を炭素源とする化学品製造として代表的なカーボネート製造、メタネーション、合成ガスによる燃料製造、メタノール合成を経る化成品合成について説明する。またCO2を添加剤として利用する化学品製造としてメタンドライリフォーミングやアルカン酸化脱水素についても説明する。最後に、プロパン酸化脱水素の系を例に、具体的な触媒の設計指針や多元素化による性能向上などについてその詳細を解説する。
受講対象・レベル
・化学、石油・天然ガス、エネルギー、環境・SDGs関連分野に従事する方
・企業、国研の若手・中堅研究者、技術者およびR&D戦略担当者
・CO2を利用した化学品製造に興味のある方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・化学業界におけるCO2利用の現状
・CO2を利用した化成品合成の最前線
・CO2変換に有効な触媒技術に関する知識
・合金材料を利用した触媒の設計指針
セミナープログラム
1.化学業界におけるCO2利用・排出削減の現状
1-1 CO2排出削減に対する考え方・取り組み
1-2 CO2を活用した化学品製造の分類
2.CO2を炭素源とする化学品製造
2-1 カーボネート製造
2-2 メタネーション
2-3 合成ガスと燃料製造
2-4 メタノールを経由した化成品合成
3.CO2を添加剤として利用する化学品製造
3-1 メタンドライリフォーミング
3-2 低級アルカンの酸化脱水素
4.CO2を利用したプロパン酸化脱水素に有効な触媒開発
4-1 多元素合金を利用した触媒設計指針
4-2 3元系合金を用いた高性能触媒の開発
4-3 6元系合金への展開による更なる高性能化
5.まとめ
【質疑応答】
キーワード:
CO2,触媒,メタネーション,化成品合成,カーボンニュートラル,セミナー
セミナー講師
大阪大学 大学院工学研究科応用化学専攻 教授 博士(工学) 古川 森也 氏
【専門】触媒化学、無機材料化学
【ご活躍】
2019年08月~2021年07月 文部科学省研究振興局 学術調査官
2019年10月~2023年03月 科学技術振興機構 さきがけ研究者
2022年05月~2025年04月 触媒学会 編集委員 幹事
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。 - 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
プラスチック分解微生物とは?求められる背景や仕組みについて解説
プラスチックは私たちの生活に欠かせない素材ですが、その便利さの裏には深刻な環境問題が潜んでいます。毎年膨大な量のプラスチックが廃棄され、海洋や土壌に蓄... -
-
結晶性シリカ、構造と種類、用途など、わかりやすく解説
【目次】 1. 生活にはなくてはならない材料、シリカ シリカを構造で分類した場合、結晶性と非晶質に大きく分けられ、同じシリカでも似... -