気候変動対応が主流化するなか企業は脱炭素シナリオをどう描くか

〜COP28/ウクライナ侵攻/水素やE Fuel/リスクマネジメント〜

開催日:2023年10月31日(火)

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    セミナー趣旨

    企業が気候変動対策に取り組むのは当たり前になった。しかしネットゼロは簡単な目標ではない。こうした中、ロシアのウクライナ侵攻で拡大したエネルギー危機、さらには食料危機と外部環境は変化している。外部環境変化が起こるのは避けられず不確実性への備えも企業には必要となる。排出量取引や燃料オプションなど具体的な対策の最近の動向も紹介する。

    セミナープログラム

    1.COP28に向けて
    COP28の議長国は石油ガス産出国のアラブ首長国連邦。2025年のパリ協定の目標見直しに向けて政策などの棚卸が行われる。G7など既にCOP28に向けて動き出している。何がポイントかを探る。

    2.東西分断時代の脱炭素シナリオ
    ロシアのウクライナ侵攻はサプライチェーンリスクの重要性に気づかせた。気候変動対策にも大きな影響を与えている。カギとなるのはグローバルイースト。

    3.排出量取引の進展と展望
    日本でもGXリーグが始まった。排出量取引が大きな役割を果たす仕組みである。どのようなクレジットが使われるかを考える。また世界各地で新しい市場が動き出そうとしており、ボランタリー市場を含め多様な排出量が意味することを考える。

    4.Hard to Abate部門と燃料オプション
    脱炭素化ではエネルギー需要を再エネ発電などを前提とした電力に切り替えることが重要とされている。21世紀は電力の時代ともいわれる。しかし電力化が難しい部門もある。水素やE Fuelなどの燃料オプションも欠かせない。

    5.企業のリスクマネジメント戦略
    ネットゼロに向けて努力するのは当たり前。シナリオ分析に基づき長期戦略を考えることが必要。しかし不確実性への対応も必要。企業は規制に加えて金融市場からの要求にもこたえる必要がある。形式的な取り組みから経営戦略への脱皮が必要。

    セミナー講師

    (株)三井物産戦略研究所 国際情報部
    シニア研究フェロー
    本郷 尚(ほんごう たかし) 氏

    2011年から三井物産戦略研究所。1981年日本輸出入銀行(現国際協力銀行)入行。特命審議役環境ビジネス支援室担当などを歴任。旧経済企画庁、旧日本興業銀行に出向。 国際排出量取引協会理事、ICAO CORSIAタスクフォース、ISO TC207(Carb on Neutrality)、ISO TC265(CCS)、などに参加。文部科学省・環境エネルギー科学技術委員会、環境省・CO2削減事業検証評価委員会、NEDO 技術委員、各種委員会・研究会などに多数参加。最近では、GXリーグを前提としたカーボンクレジットレポートや民間JCMの報告、森林クレジット小委員会、CCSロードマップ検討会などに参加。日経産業新聞Earth新潮流にコラム連載(2010年〜)獨協大学経済学部非常勤講師。

    セミナー受講料

    1名につき 33,330円(税込)
    同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

    受講について

    収録時間 1時間54分 テキストデータ(PDFデータ)つき

    ■セミナーオンデマンドについて
    <1>収録動画をVimeoにて配信致します。
    <2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
       2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。


     

    受講料

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    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    事業戦略   地球温暖化対策技術   政策・行政

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