(株)INPEX:カーボンリサイクル実現に向けたCO2有効利用実用化技術開発と 今後の最重要課題
世界最大級:分離回収したCO2活用のメタネーション実証を踏まえて
セミナー趣旨
CO2-メタネーションによる合成メタンは、既存インフラへの導入が、2030年に1%、2050年には90%に達する目標値がMETIから示されている。合成メタンは、カーボンリサイクルに資するだけでなく、天然ガスや都市ガスの既存インフラ全てにおいて、追加・変更無く低炭素化が可能であることが最大の利点である。
INPEXでは2016年度から、NEDO事業として合成メタンを生産するCO2-メタネーション技術の可能性調査や基盤技術開発を実施しており、2021年度からは実用化技術開発事業に採択され、鋭意作業を推進している。
本講演ではINPEXのネットゼロカーボン社会への取組及びNEDO事業の成果の一部を紹介する。
セミナープログラム
1.INPEXのネットゼロカーボン社会への取組み
(1) INPEX Vision@2022について
(2) 2030/2050頃に目指す姿について
(3) ネットゼロ5分野の取組みについて
(4) メタネーションの位置付け
2. メタネーションに係る施策
(1) 第6次エネルギー基本計画等について
(2) メタネーション推進官民協議会について
(3) 海外の施策について
3.メタネーションの課題
(1) 平衡反応について
(2) 最適反応器について
(3) コストについて
4.NEDO-400 Nm3-CO2/hの実証事業
(1) 事業概要について
(2) 反応シミュレーション技術開発について
(3) 反応プロセス技術開発について
(4) スケールアップ等適用性検討について
5.まとめ
6.関 連 質 疑 応 答
7.名 刺 交 換 会
■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心くださいませ。
セミナー講師
株式会社INPEX
再生可能エネルギー・新分野事業本部 技術ユニット
Professional Contributor 博士(工学)
若山 樹 氏
<略歴>
【平成 4年】 日本大学生産工学部工業化学科 卒業
【平成 6年】 日本大学大学院 生産工学研究科 博士前期課程工 業化学専攻 修了
【 同 年 】 日本大学生産工学部工業化学科
【平成 8年】 株)クボタ 基盤技術研究所
【 同 年 】(財)地球環境産業技術研究機構
環境調和型水素製造プロジェクト エネ研分室
【平成11年】 通商産業省 工業技術院 生命工学工業技術研究所
【平成12年】 熊本工業大学工学部応用微生物工学科
論文博士審査 修了 博士(工学)
【平成13年】(独)産業技術総合研究所
ティッシュエンジニアリング研究センター
【平成17年】(株)KRI コンサルティング本部
【平成22年】 国際石油開発帝石(株) 経営企画本部
事業企画ユニット
【平成30年】 国際石油開発帝石(株)
再生可能エネルギー・電力事業本部
事業企画ユニット
【令和 3年 (株)INPEX
再生可能エネルギー・新分野事業本部
プロジェクトジェネラルマネージャー
現在に至る
<所属協会・団体・学会等>
CCR研究会
(一社)カーボンリサイクルファンド
水素バリューチェーン推進協議会
(一社)水素エネルギー協会 編集委員
(一社)グリーンアンモニアコンソーシアム
(公社)日本生物工学会
日本大学大学院・理工学研究科・非常勤講師
セミナー受講料
▶︎【アーカイブ配信受講のみ】
1名:33,280 円 (資料代・消費税込)
受講について
- セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
- 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
- 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
受講料
33,280円(税込)/人