生成AIをめぐる著作権問題の最前線

【AIビジネスと著作権の共存】 〜「考え方」の読み方と対応〜 

開催日:2024年 4月18日(木)

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    セミナー趣旨

    生成AIをめぐる著作権問題が熱い。最近では、特にAIによる学習および生成が著作権侵害に当たるかどうかが焦点となっている。2024年初頭に登場した文化審議会著作権分科会法制度小委員会「AI と著作権に関する考え方について(素案)」は、情報解析に関する権利制限規定等に関して示した解釈論は激しい議論を巻き起こしている。もっとも、その中には誤解に由来する議論の混乱もあるように思われる。

    本講演では、そうした激論に関与してきた者の一人として、本問題の前提と最新状況を概観すると共に、「考え方」の読み方と対処方法について検討するものである。

    セミナープログラム

    1.はじめに-生成AIと著作権をめぐる議論状況
     (1)知的財産戦略本部:AI時代の知的財産権検討会
     (2)文化審議会:著作権分科会法制度小委員会

    2.AIによる学習は著作権侵害か?
     (1)情報解析規定(30条の4)の国際的な位置づけ
     (2)「享受目的併存型」は権利制限の対象外か?
     (3)但書について:特化型AIによる大量スタイル生成、解析用データベース著作物

    3.AIによる生成は著作権侵害か?
     (1)類似性:アイディア(=スタイル・画風・世界観)と表現の境界線?
     (2)依拠性:AIによる「依拠」はあるか?
     (3)技術:権利侵害出力を防止する技術は?

    4.AI生成物は「著作物」か?
     (1)解釈論:AIによる生成 or AIを道具とした人の創作?
     (2)立法論

    5.将来展望-共存の道と手段

    セミナー講師

    早稲田大学 法学学術院 教授
    上野 達弘(うえの たつひろ) 氏

    京都大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科修士課程修了、同研究科博士後期課程単位取得退学。成城大学専任講師、立教大学教授を経て、2013年より現職。著作権法学会理事、日本工業所有権法学会常務理事、ALAI JAPAN理事、法とコンピュータ学会理事長、文化審議会著作権分科会委員、知的財産戦略本部・AI時代の知的財産権検討会委員等を歴任。
    主な著書に、『AIと著作権』(勁草書房、共編)、『著作権法入門』(有斐閣、共著)、『特許法入門』(有斐閣、共著)等。

    セミナー受講料

    1名につき 33,000円(税込)
    同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

    受講について

    収録時間 2時間5分 テキストデータ(PDF形式)つき

    ■セミナーオンデマンドについて
    <1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
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    全国

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    キーワード

    AI(人工知能)   知的財産マネジメント   情報セキュリティ/ISO27001

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