医療機器における滅菌バリデーションの基礎および滅菌関連法規制の理解(エチレンオキサイド滅菌、放射線滅菌)ISO11135:2014/Amd.1:2018、ISO/TS21387:2020、ISO11137-1:2006/Amd.2:2018、ISO11137-2:2013/Amd.1:2022対応

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 株式会社 情報機構
キーワード 医療機器・医療材料技術   医薬品・医療機器等規制   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

医療機器関連バリデーションとして、エチレンオキサイド滅菌(EO滅菌)・放射線滅菌工程について、ISO最新規格、基準、ガイダンスに準拠し、バリデーションを構築または実施、運用する上で必要な要求事項、および問題点を解説。 

セミナー講師

 四季サイエンスラボラトリー 代表  山口 透 氏

■ご経歴ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社にて医薬品、医療機器、医薬部外品、化粧品の開発(微生物関連、試験開発及びEO滅菌バリデーション)、品質保証、薬事業務に従事。2001年より住重アテックス株式会社にて、電子線による改質、滅菌技術の研究開発、及び医薬品・医療機器等の電子線滅菌導入に係る滅菌条件設定、微生物、理化学受託試験を担当。2015年退職後、コンサルタント業(滅菌、微生物管理、放射線改質)開始、現在に至る。元ISO TC198 WG8国内検討委員、元ISO TC85 WG3 国内検討委員、元各JIS化検討委員、日本防菌防黴学会、高分子学会会員。■現在の主なご研究内容放射線利用関連研究、微生物測定と管理■過去関連テーマでのご講演など日本防菌防黴学会、放射線シンポジウム、滅菌関連セミナー/社内勉強会多数■著書「新GMP微生物試験法」(株)じほう「食・健康の高安全化」サイエンス&テクノロジー(株)「微生物管理実務と最新試験法」(株)情報機構「バリデーション全集」(株)情報機構「医療機器の滅菌関連試験実務とトラブル解決」(株)情報機構「滅菌バリデーションと関連試験」(株)情報機構

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  医薬品医療機器等法(薬機法)が施行され、滅菌バリデーション基準が改訂、およびQMS省令が改正されるなど滅菌関連の規制が年々厳しくなっています。規制では、薬事規制を遵守し規格基準を正しく解釈してシステムを構築、運用することが求められています。さらに、規制要求である滅菌バリデーションが強化されています。また、米国EPAのエチレンオキサイド(EO)排出規制、環境省通知などEOの環境汚染について今後厳しくなることが予想されます。  本セミナーは、医療機器関連バリデーションとして、滅菌工程(EO、放射線)について、ISO最新規格、基準、ガイダンスに準拠し、バリデーションを構築または実施、運用する上で必要な要求事項、および問題点を説明します。また、実務に近い計画書、報告書実施例を紹介し解説します。さらに、国内外のQMS適合性調査に対応した計画書、報告書が作成できるよう解説します。

習得できる知識

・滅菌バリデーションの規格要求事項と問題点の把握・トラブルシューティング方法・ISO規格の動向

セミナープログラム

はじめに(滅菌関連の定義と考え方について)1.滅菌関連法規制(滅菌バリデーション基準、ISO規格、JIS規格)2.エチレンオキサイド滅菌バリデーションの基礎知識と事例紹介 ・滅菌作用機序、滅菌パラメータ、滅菌対象と製品設計の考え方、排出規制(米国EPA、環境省通知) ・製品の定義と製品ファミリー、代表設定、処理カテゴリーの考え方 ・工程の定義(EO滅菌工程の設計、工程開発、滅菌条件設定の根拠) ・日常管理とプロセスの有効性、変更管理とリクオリフィケーション頻度/検証 ・製品のリリース、パラメトリックリリース、単一ロットリリース要件 ・滅菌の委受託管理と問題点 ・滅菌バリデーションにおける問題点  PCDの利用と管理方法、既存製品との同等性の考え方と製品SAL、リクオリフィケーション不適合時の無菌性保証の考え方、      複数台のプレコン/滅菌器/エアレーションの同等性、低湿度の滅菌条件の問題点 ・滅菌バリデーション計画書、報告書事例紹介と問題点3.放射線滅菌バリデーションの基礎知識と実務事例紹介 ・滅菌作用機序、滅菌パラメータ ・製品の定義と製品ファミリー、代表設定、処理カテゴリーの考え方 ・工程の定義(工程開発、滅菌条件設定、滅菌対象と製品設計の考え方) ・日常管理とプロセスの有効性、変更管理と再検証 ・滅菌の委受託管理と問題点 ・放射線滅菌に係る承認申請資料作成  滅菌線量設定の選定、最大許容線量(材質劣化試験)と安定性/耐久性の関係、材質劣化の評価と加速試験 ・滅菌バリデーションにおける問題点と対策  低バイオバーデンの過大/過小評価と管理(VDmax法)、検定線量照射試験失敗事例、包装汚染、      再検証不適合時の無菌性保証の考え方 ・滅菌バリデーション計画書、報告書事例紹介と問題点4.滅菌バリデーションにおけるケーススタディ   (エチレンオキサイド滅菌) ・滅菌条件ワーストケースの考え方(製品温度の上限、下限、標準条件) ・滅菌工程の改善(滅菌時間削減、滅菌温度の均一化) ・真空ポンプの経年劣化と管理基準 ・滅菌管理項目設定方法とサンプルサイズの根拠 ・滅菌器設備メンテナンスと機器校正と予防保全   (放射線滅菌) ・線量測定の不確かさの考え方 ・バイオバーデンの類似性と同等性(菌数、菌種)<終了後、質疑応答>

講演中のキーワード医療機器、エチレンオキサイド滅菌、放射線滅菌、滅菌バリデーション