令和6年度 化学物質管理士補,化学物質管理士試験 合格のポイント

化学物質規制の要求に答えられる,「化学物質管理士試験」に合格するための最短コース!

労安法が改正になり,職場での化学物質管理者の選任が求められる昨今,
「化学物質管理士(補)」の概要やメリット,試験を突破するための対策を解説します!
過去問の解説と解答作成の指導で,受講者を合格にみちびきます!

セミナー趣旨

化学物質は我々の生活に不可欠でありながら,取扱いを誤ると,人の健康や環境を脅かす有害な物質として作用します。
そのため,適切な管理を行わなくてはなりませんが,そのためには,化学,高分子,環境,薬学,
分析等々の幅広い分野の知識と,関係する法律(化審法,化管法,安衛法,毒劇法,消防法,化学兵器取締法等々),
また,REACH等の国際法も知らなければいけません。
そんな中で,国内外で激しくなる化学物質規制の要求に答えるための化学物質管理者の資格として,
まだ適当なものがないのが現状でした。

そこで,化学物資管理の知識を身につけたと認められる人材のための資格を創生したのが,
今回紹介する技術士を中心とした化学物質管理士制度です。また,化学物質管理の十分な知識と経験のある人が試験に合格すれば,
技術士でなくても,化学物質管理士補の資格が取得できます。
本セミナーでは,化学物質管理士試験がどのようなものなのか,そのねらい,
どのような対策をすべきかを紹介します。化学物質管理の資格に関心ある人は,是非とも受講をお勧めします!

技術士(化学部門,環境部門,生物工学部門等)は化学物質管理士を,企業の化学物質管理者はまず化学物質管理士補を目指してください。

■化学物質管理士補取得のメリット■

最近,労安法が改正になり,職場で化学物質管理者を選任しなければならなくなりました。
化学物質管理士補を取得していれば,この任を責任を持って果たせるとみなされます。

また,企業や研究機関の中で,化学物質管理をする人は実質どれだけ能力があるのか,
不明なことも多いのが現状です。その点,化学物質管理士,化学物質管理士補の資格を持っていれば,
経験があり難しい試験をパスした人間であると認められます。このため安心して化学物質管理を任され,
また当分野の優れたエキスパートとして,人材育成にも携われます。

さらに,化学物質管理士協会にも登録することで,当協会経由の仕事も引き受けてもらうことができます。
例えば,新本「製造業における化学物質の環境・安全管理の手引き」が来年発刊予定ですが,
これには多数の化学物質管理士,化学物質管理士補が協力,執筆に携わっています。

さらに,化学物質管理士は多くの化学物質関連の講演,論文投稿も依頼されるようになり,この方面でも活躍できます。

受講対象・レベル

企業での化学物質管理者
大学・研究機関での化学物質管理者
省庁,役所等で化学物質管理担当者
学校,病院等での化学物質管理担当者,輸出入管理者,その他化学物質管理経験者

セミナープログラム

1.はじめに
1.1 化学物質とは
1.2 化学物質管理関連法
1.3 化学物質管理の潮流

2.化学物質管理の資格と化学物質管理士
・化学物質管理責任者(厚労省)

3.化学物質管理士という資格,社会的役割
・化学物質管理士は技術士であって化学物質管理士試験合格者
・化学物質管理士補は技術士ではなくて化学物質管理士試験合格者

4.受験資格
4.1 上司による経験年数の証明
4.2 化学物質管理に関するセミナー受講実績

5.試験範囲(1~20)

1.化審法,
2.化管法,
3.労安法,
4.毒劇法,
5.SDS,
6.QSAR,
7.国際的潮流,
8.物性の情報収集,
9.REACH規則,
10.外国の法制,
11.消費者ばく露,
12.化学物質のハザード,
13.リスクベースの化学物質,
14.成形品中の化学物質,
15.各種毒性,
16.環境への影響,
17.化学物質による事故,
18.安全対策,
19.リスクコミュニケーション,
20.データベース

6.筆記試験
6.1 選択問題(20題出題15問解答)
6.2 筆記試験I(5題中2問解答)
6.3 筆記試験II(5問中2問解答)
6.4 合格基準

7.過去問
7.1 選択問題
7.2 筆記試験I
7.3 筆記試験II

8.口頭試験
・化学物質管理経験の確認

9.対策・過去の化学物質管理のまとめ
・法改正に注目

◎ 質疑応答

セミナー講師

林 誠一 氏
林技術士事務所 所長
技術士:化学部門
略歴
1972年 東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)
1972年 東京工業大学工学部助教(〜1982年)
1973年 アメリカ オハイオ州立大学博士研究員(〜1975年)
1982年 日本化薬(株)入社(〜2004年)
1993年 技術士(化学部門)登録
2004年 林技術士事務所開設 所長 現在に至る
2011年 日本技術士会化学部会長(〜2014年)
2016年 NITE(製品評価技術基盤機構)客員調査員(〜2017年)
2017年 化学物質管理士登録
現 日本技術士会化学部門 化学物質管理研究会 会長
(一般社団法人)化学物質管理士協会 代表理事

セミナー受講料

25,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

25,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

その他資格   技術士、技術士補   化学技術一般

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