国際枠組みにおけるCO2排出量の算定方法 ~基礎から算定の方法と範囲、削減評価とクレジット認証まで~

○国際的なカーボンニュートラルの概要・現状から、活動量・排出係数など算定方法論、何をもって削減か?排出量の審査とクレジット、サプライチェーン排出量など算定範囲まで。
○国際枠組みから考えることで、実効性の高い脱炭素戦略の算定方法について理解が進みます! 

セミナー趣旨

1.パリ協定を取り巻くカーボンニュートラルについて
 国連気候変動枠組条約から、京都議定書、パリ協定との関係を概説し、国際枠組みにおけるカーボンニュートラルの現状について
   知識が深まることにより、企業がなぜSCOPE3を計算し始めたのか、グローバルチェーンでの企業戦略の進め方について理解が進む。
2.温室効果ガス排出量の算定方法について
 国際枠組みにおける排出量の算定方法、削減の評価、クレジット認証の知識が深まることにより、実効性の高い脱炭素戦略の
   算定方法について理解が進む。

受講対象・レベル

本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

必要な予備知識

この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

習得できる知識

・気候変動における国際枠組みの基礎知識
・パリ協定を取り巻くカーボンニュートラルの動向
・温室効果ガス排出・吸収量の算定方法論
・温室効果ガス排出・吸収量の削減評価
   など

セミナープログラム

1.はじめに
 1-1.自己紹介
2.気候変動における国際枠組み-今さら聞けないパリ協定とは?-
 2-1.国連気候変動枠組条約
 2-2.京都議定書
 2-3.パリ協定、それから
 2-4.SBTとは
3.温室効果ガス排出・吸収量の算定方法論-CO2はどこから出ている?-
 3-1.算定対象分野
 3-2.活動量とは
 3-3.排出係数とは
 3-4.GWPとは
 3-5.IPCCガイドライン
4.排出量審査-何をもって削減なのか?-
 4-1.排出量審査で規定される項目
 4-2.議定書基準年と約束期間
 4-3.削減達成可否とクレジット
5.排出量の算定範囲-国家単位か?企業単位か?-
 5-1.生産ベースと消費ベース
 5-2.サプライチェーン排出量
 5-3.SCOPE2を理解するための直接排出量と間接排出量
6.まとめ
 6-1.脱炭素経営に向けた取り組み
<質疑応答>


*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。

セミナー講師

 九州大学 芸術工学研究院 環境設計部門 准教授    早渕 百合子 氏

■ご略歴
京都大学大学院エネルギー科学研究科修了。京都大学エネルギー理工学研究所、国立環境研究所勤務を経て、現職。
国連気候変動枠組条約及びパリ協定の下でのUNFCCC Expert Reviewer(排出量審査官)。
京都議定書の下での日本国の温室効果ガス排出・吸収量の算定、国連締約国会合(COP)での交渉歴。
■ご専門
温室効果ガス排出・吸収量算定、環境政策評価、環境教育

セミナー受講料

【オンライン:見逃し視聴なし】1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンライン:見逃し視聴あり】1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)
    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです
    →環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
    →こちらをご確認ください

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

地球温暖化対策技術   環境規格   政策・行政

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開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

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全国

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キーワード

地球温暖化対策技術   環境規格   政策・行政

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