ネガティブエミッション市場創出に向けた岩石風化促進技術の展望
開催日 | 13:30 ~ 15:30 |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 地球温暖化対策技術 化学反応・プロセス 政策・行政 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】JPIカンファレンススクエア |
交通 | 【地下鉄】広尾駅 |
NEDO ムーンショット目標4 A-ERWプロジェクトの技術動向 炭素会計
セミナー講師
早稲田大学 理工学術院創造理工学部 総合機械工学科 教授 博士(工学)技術士(機械部門)中垣 隆雄 氏
1990年3月 早稲田大学 理工学部 機械工学科卒業1992年3月 早稲田大学大学院 理工学研究科修士課程修了1992年4月 (株)東芝 総合研究所 入社2004年7月 博士(工学)(早稲田大学)学位取得1992年~2007年 新発電システム、CO2分離回収の研究開発に従事2007年4月 早稲田大学創造理工学部 総合機械工学科 現在に至る
METIカーボンリサイクル技術ロードマップ委員(~2021),地球環境産業技術研究機構(RITE)科学技術諮問委員(2020~2021),日本学術会議特任連携委員(~2019),経済産業省CCS長期ロードマップ検討委員(~2023),苫小牧大規模CCS実証課題検討委員,CO2輸送に関する実証試験に係る課題検討委員,環境省CO2資源化を通じた炭素循環社会モデル構築促進事業会委員,環境配慮型CCUS一貫性実証拠点・サプライチェーン構築事業検討会委員,温室効果ガス排出量算定方法検討会CCU小分科会常任委員デジタル庁 デジタル臨時行政調査会 作業部会テクノロジーベースの規制改革推進委員会構成委員川崎市カーボンニュートラルコンビナート・ポート形成推進協議会有識者製品評価技術基盤機構(NITE)スマート保安プロモーション委員会委員長NEDO事業評価,採択委員多数
セミナー受講料
1名:33,540円(税込)2名以降:28,540円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) 普段交流の無い講師及び参加者間での名刺交換・交流会で人脈を広げ、事業拡大にお役立ていただいております。
受講について
会場またはライブ配信受講ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを させていただきます。
セミナー趣旨
温室効果ガスの実質排出ゼロの目標年の2050年まであと四半世紀しかない。再生可能エネルギーの大量導入だけでは達成が極めて難しい脱炭素困難部門(Hard-to-abate Sectors)の排出CO2の相殺には、ネガティブエミッション技術(NETs)が不可欠である。大気に放散されてしまったCO2を、直接除去する技術(CDR)の一つとして風化促進(ERW)があるが、他の技術に比べて水・土地利用が少なく、 Ca/Mgを含む天然岩石も国内に広く分布していることから、日本での実施に期待が集まっている。ムーンショット目標4として実施中のA-ERWプロジェクトの技術を中心に国内外の技術動向と、明確な炭素会計とクレジット化に不可欠な計測・報告・検証(MRV)の方法論についても詳説する。
セミナープログラム
1. NETsとしてのERWの位置づけ (1) カーボンニュートラル化の方針とHard-to-abate sectorsの対策 (2) ムーンショット事業目標4の概要 (3) 風化促進によるCO2固定化技術の概要2. ERWの国際的な動向 (1) ERWの世界の現状認識と課題 (2) 風化促進の素材ごとのポテンシャル (3) 共通認識課題とA-ERW独自の課題設定3. A-ERWプロジェクトの概要 (1) A-ERWの全体像 (2) A-ERWプロジェクトの海外事例に対する優位性 (3) 風化促進加速技術開発の概要と方針 (4) 3つの適用先における技術解説4. 炭素会計に必要なデータ (1) 炭素会計の明確化の方法案 (2) 前処理の所要エネルギー予測技術の開発 (3) 開放地散布の炭素会計5. MRV方法論の動向と展望 (1) MRVの確立とCDRクレジット市場創設への計画案 (2) 岩石風化促進技術研究組合設立のご案内6. 関連質疑応答7. 名刺交換・交流会 ■人脈形成・新規顧客開拓・新事業展開にお役立てください。■ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換終了後に講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。