★低温硬化やバイオマス、PTFE・PFAS・VOCフリー添加剤など環境に配慮した材料設計!

セミナープログラム

【10:00-11:30 】

1.ポリウレタン系を中心とした水性塗料用樹脂の設計と調整

HAEWON T&D Ltd.  顧問 桐原 修 氏

【講座趣旨】
 ここ20年に渡り市場でのポジションが向上してきている水性ポリウレタンとその原料の現状を説明する。特に水性塗料用に実績を持つポリウレタンディスパージョンとその水性硬化剤、また特に水分散型ポリイソシアネートを架橋剤とする水性2液型ポリウレタン塗料の動向と今後の可能性、さらにはUV硬化など1液型塗料への展開についても解説する

1.ポリウレタンとその原料
 1.1 ポリウレタンとは
 1.2 イソシアネートとポリイソシアネート
 1.3 ポリオール類

2.水性ポリウレタンとその原料
 2.1 水性ポリウレタンとは
 2.2 PUD
 2.3 水性2液ポリウレタンとは
 2.4 水性ポリウレタン架橋剤

3.水性塗料と水性ポリウレタン塗料
 3.1 位置付け
 3.2 水性1液ポリウレタン塗料
 3.3 水性2液ポリウレタン塗料

4.水性ポリウレタン塗料の用途と特長
 4.1 木工用
 4.2 デコ用
 4.3 自動車用
 4.4 プラスチック用

5.今後の課題
 5.1 樹脂と添加剤
 5.2 UV硬化など
 5.3 ハードコートへの適用
 5.4 水性クリヤーコートの高外観・高機能化

【質疑応答】
 



【12:10-13:40 】

2.水性塗料の設計と分散不良対策

郷司技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 郷司 春憲 氏

【講座趣旨】
 水性塗料では樹脂など構成材料が不均一系であることに加え、水の特性に起因する設計上の難しさがある。水性塗料の概要と製造方法を説明して、さらに水性塗料特有の顔料分散課題と対処方法について解説する。

1.水性塗料の設計技術
 1.1 水性塗料の構成と製造方法
 1.2 水性樹脂の基本知識
 1.3 水の特性と設計課題

2.水系での顔料分散
 2.1 水系での顔料分散と課題
 2.2 顔料分散剤の利用技術と分散剤の選択
 2.3 水系での分散事例

3.顔料分散不良と対処方法
 3.1 成膜乾燥過程での分散状態変化
 3.2 塗料中での材料間の相互作用
 3.3 塗料・塗膜中でのナノ粒子の安定性維持

【質疑応答】
 



【13:50-15:20】

3.自動車水性塗料用メタリック顔料の最新技術動向

東洋アルミニウム(株) パウダー・ペースト事業本部 技術開発ユニット 技術チーム 城 真司

【講座趣旨】
 水性塗料用のアルミニウム顔料を体系的に紹介し、塗料設計の一助になることを目的とします。また、蒸着アルミニウム顔料や着色アルミニウム顔料などの新規開発品のシリカ処理について紹介し、アルミニウム顔料の新たな表現の可能性についても知って頂きたく存じます。

1.アルミニウム顔料について
 1.1 アルミニウム顔料の製造方法
 1.2 水性塗料用アルミニウム顔料の要求事項
 1.3 アルミニウム顔料の表面処理の種類
 1.4 有機化合物による表面処理
 1.5 無機化合物による表面処理

2 新規アルミニウム顔料の紹介
 2.1 蒸着アルミニウム顔料
 2.2 蒸着アルミニウム顔料の表面処理について
 2.3 有彩色メタリック顔料
 2.4 着色アルミニウム顔料
 2.5 着色アルミニウム顔料の表面処理について

【質疑応答】
 



【15:30-17:00】

4.水系塗料コーティング用途に向けた水系添加剤の最適選定

ビックケミー・ジャパン(株) シニアソリューションナビゲータ 若原 章博 氏

【習得できる知識】
 水性塗料・コーティングにおける表面張力・界面制御・レオロジーコントロールの技術と最適な添加剤選定の方法

【講座趣旨】
 水性塗料での基本的課題である、基材への濡れ・泡・粘弾性制御・分散安定性について、基本的な考え方をおさえる。そのうえで、各制御技術と適する添加剤について、構造と機能発現のメカニズムを説明する。実験例もあげ、硬化の最大化と望ましくない副作用の抑制がバランスした、最適な添加剤の選定の仕方を示す。

1.水性塗料製造と塗布乾燥時の課題
 1-1 顔料・フィラーの濡れと分散安定化
 1-2 基材への濡れ性及び平滑性
 1-3 水性特有な泡の発生原因
 1-4 タレ・沈降防止とレオロジーコントロール

2.水性塗料の課題解決に必要な技術と機能付与
 2-1 湿潤分散剤の吸着・安定化の役割と主な構造・特徴
 2-2 表面調整剤の構造と特徴
 2-3 消泡剤の消泡メカニズムと構造並びに選定方法
 2-4 レオロジーコントロール剤の構造別機能発現メカニズムと特徴
 2-5 ワックス系添加剤の意匠・表面保護の役割と特徴

3.水性塗料用添加剤の開発方向
   3-1 バイオベース及び生分解性添加剤
   3-2 PTFE・PFAS・VOCフリー、低環境負荷の設計思想と添加剤 

【質疑応答】

セミナー講師

1.HAEWON T&D Ltd.  顧問 桐原 修 氏 
2.郷司技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 郷司 春憲 氏
3.東洋アルミニウム(株) パウダー・ペースト事業本部 技術開発ユニット技術チーム 城 真司 氏
4.ビックケミー・ジャパン(株) シニアソリューションナビゲータ 若原 章博 氏

セミナー受講料

1名につき 66,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき60,500円〕

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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   塗装・コーティング   汚染物質排出抑制技術

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高分子・樹脂材料   塗装・コーティング   汚染物質排出抑制技術

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