防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。
確固たる防水設計の知識を築いていくために、各設計の詳細を掘り下げて解説していきます!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:2/28~3/7(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
2/25(火)防水設計(初級)はこちら
2/27(木)防水設計(上級)はこちら
2/25(火)~27(木)防水設計(3日間)はセット申込割引がございます。詳しくはこちら
セミナー趣旨
スマートフォンを中心とした電子機器への防水機能の付与は、一般的に広まっています。この取り組みにより、電子基板の保護や故障率の低下などが実現され、製品の品質と信頼性が向上しています。防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。
現在、IoT/ICT機器が身の回りで増加しています。スマートフォンも技術が成熟し、防水技術に挑戦してきた結果、全機種が防水対応となりました。今後はあらゆる電子機器が防水構造を備えることが予想されます。そのために、皆様の部署においては、確固たる防水設計の知識を築いていくことが重要です。中級編では、各設計の詳細を掘り下げて解説していきます。
<特典>
◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。
受講対象・レベル
・若手設計者、構造設計既に手がけている設計者
・防水構造にお悩みの設計者
・会社として防水構造をしっかり構築したいマネージャー
必要な予備知識
IP規格がわかっている程度。
習得できる知識
防水設計や防水手法を習得できる。
セミナープログラム
1. 電子機器と防水規格
1-1. 電子機器と防水性
1-2. 防水規格(防塵規格)
1-3. 防水規格別の製品群
1-4. 防水規格別の試験設備
1-5. 防水規格を得るには
1-6. 防水規格の落とし穴と対処法
2. 電子機器の防水構造設計の検討方法
2-1. 防水構造を考慮した筐体設計
2-2. キャップ・カバー設計
2-3. 防水膜・音響部
2-4. スイッチ
2-5. 防水モジュール(USB、スピーカーなど)
3. 止水部品の設計
3-1. ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)
3-2. Oリング(参照値と実使用)
3-3. 防水両面テープ・接着剤
3-4. 防水ねじ
4. 防水筐体の放熱設計
4-1. なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)
4-2. 熱の3形態と熱伝導
4-3. 低温火傷を回避するコツ
4-4. 放熱材料の種類と選択方法
4-5. 費用対効果を考慮した放熱設計
5. 防水計算とCAEを用いた防水設計
5-1. ガスケット・パッキン止水と隙間の確認
5-2. 両面テープ 濡れ性
5-3. スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)
5-4. 放熱シミュレーション
6. エアリーク試験の設定と対策方法
6-1. エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)
6-2. エアリークテストの方法と閾値設定の考え方
6-3. エアリークの原因解明と対策実施例
6-4. エアリーク試験機の種類と代表的な機器
7. 防水設計の不具合例と対策手法
7-1. ガスケット設計と外観不具合
7-2. 防水テープクリープ現象
7-3. 防水膜のビビリ音
7-4. 防水キャップ/カバーの操作感度
8. 技術紹介・まとめ・質疑応答
8-1. TOM:基板防水
8-2. 撥水:簡易防水
8-3. 設計支援:一気通貫開発/フロントローディングプロセスの提案
キーワード:
防水,設計,防水規格,防水試験,放熱,開発,評価,プロセス,セミナー,講演,研修
セミナー講師
神上コーポレーション株式会社 代表取締役 鈴木 崇司 氏
【ご専門】
機構設計、材料/構造アナリスト
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講について
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- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講師のプロフィール
IoT機構設計コンサルタント ~一気通貫:企画から設計・開発、そして品質管理、製造まで一貫した開発を~
鈴木 崇司
すずき たかし / 神奈川県 / 神上コーポレーション株式会社
機構設計業務を中核にIoT機器端末の開発をご支援します。
設計・開発のみならず、
・企画、新規事業計画
・設計・開発
・品質管理、規格制定
・製造調整
上記を網羅しながら一気通貫、最適な機器開...続きを読む
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
機械設計 電気、電子製品 CAE/シミュレーション
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55,000円(税込)/人
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