電子機器における防水設計の基礎と設計手法(中級)

55,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 機械設計   電気、電子製品   CAE/シミュレーション
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。

確固たる防水設計の知識を築いていくために、各設計の詳細を掘り下げて解説していきます! ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信:2/28~3/7(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

2/25(火)防水設計(初級)はこちら2/27(木)防水設計(上級)はこちら2/25(火)~27(木)防水設計(3日間)はセット申込割引がございます。詳しくはこちら

セミナー講師

神上コーポレーション株式会社 代表取締役 鈴木 崇司 氏【ご専門】機構設計、材料/構造アナリスト

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 スマートフォンを中心とした電子機器への防水機能の付与は、一般的に広まっています。この取り組みにより、電子基板の保護や故障率の低下などが実現され、製品の品質と信頼性が向上しています。防水規格と試験は製品ごとに異なりますが、防水構造の基本を習得することで、それぞれの防水規格に適した設計が可能になります。 現在、IoT/ICT機器が身の回りで増加しています。スマートフォンも技術が成熟し、防水技術に挑戦してきた結果、全機種が防水対応となりました。今後はあらゆる電子機器が防水構造を備えることが予想されます。そのために、皆様の部署においては、確固たる防水設計の知識を築いていくことが重要です。中級編では、各設計の詳細を掘り下げて解説していきます。<特典>◆受講者限定で見逃し配信(1週間:何度でも視聴可)を予定しております。

受講対象・レベル

・若手設計者、構造設計既に手がけている設計者・防水構造にお悩みの設計者・会社として防水構造をしっかり構築したいマネージャー

必要な予備知識

IP規格がわかっている程度。

習得できる知識

防水設計や防水手法を習得できる。

セミナープログラム

1. 電子機器と防水規格   1-1. 電子機器と防水性   1-2. 防水規格(防塵規格)   1-3. 防水規格別の製品群   1-4. 防水規格別の試験設備   1-5. 防水規格を得るには   1-6. 防水規格の落とし穴と対処法

2. 電子機器の防水構造設計の検討方法   2-1. 防水構造を考慮した筐体設計   2-2. キャップ・カバー設計   2-3. 防水膜・音響部   2-4. スイッチ   2-5. 防水モジュール(USB、スピーカーなど)

3. 止水部品の設計   3-1. ガスケット、パッキン(一体型、ゲル使用)   3-2. Oリング(参照値と実使用)   3-3. 防水両面テープ・接着剤   3-4. 防水ねじ

4. 防水筐体の放熱設計   4-1. なぜ放熱を考えるのか(密閉筐体による放熱特性の低下など)   4-2. 熱の3形態と熱伝導   4-3. 低温火傷を回避するコツ   4-4. 放熱材料の種類と選択方法    4-5. 費用対効果を考慮した放熱設計

5. 防水計算とCAEを用いた防水設計   5-1. ガスケット・パッキン止水と隙間の確認   5-2. 両面テープ 濡れ性   5-3. スイッチの押し感(クリアランス⇔干渉)   5-4. 放熱シミュレーション

6. エアリーク試験の設定と対策方法   6-1. エアリークテストの原理と測定方式(JIS Z 2330:2012)   6-2. エアリークテストの方法と閾値設定の考え方   6-3. エアリークの原因解明と対策実施例   6-4. エアリーク試験機の種類と代表的な機器

7. 防水設計の不具合例と対策手法   7-1. ガスケット設計と外観不具合   7-2. 防水テープクリープ現象   7-3. 防水膜のビビリ音   7-4. 防水キャップ/カバーの操作感度

8. 技術紹介・まとめ・質疑応答   8-1. TOM:基板防水   8-2. 撥水:簡易防水   8-3. 設計支援:一気通貫開発/フロントローディングプロセスの提案

キーワード:防水,設計,防水規格,防水試験,放熱,開発,評価,プロセス,セミナー,講演,研修