【中止】スマート農業の展開方向、データ駆動型スマートフードシステムの社会実装と最適化 ~生産/収穫・加工・パッケージング/輸送・流通/消費・廃棄/資源循環・リサイクル等に至るまで~
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 農業技術 DX一般 メカトロ・ロボティクス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
気候変動や担い手不足等、食料生産と農業が抱える課題は深刻さを増しており、各種課題解決に向けて、多様なステークホルダーの協働が必要不可欠な状況です。 本講座では、現状の整理・政策・先端技術活用・今後の展開等々、最新情報を踏まえて、重要なポイントを分かりやすく解説いたします!
セミナー講師
国立大学法人 千葉大学 園芸学研究院 宇宙園芸研究センター 教授・部門長 博士(農学) 中野 明正 氏 技術士(農業部門)
■ご経歴【学歴】1986年4月~1990年3月 九州大学 農学部 農芸化学科 卒業1990年4月~1992年3月 京都大学 大学院 農学研究科 修了1998年4月~2001年3月 名古屋大学 大学院 生命農学研究科(農学博士)【職歴】1995年4月~2004年3月 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所等2004年4月~2006年3月 農林水産省 農林水産技術会議事務局 課長補佐等2006年4月~2010年3月 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 上席研究員等2010年4月~2012年3月 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 本部 企画調整室長等2012年4月~2017年10月 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 プロジェクトリーダー 2017年11月~2020年3月 農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究調整官2020年4月~2023年3月 千葉大学 学術・研究イノベーション推進機構 特任教授2023年4月~現在 千葉大学 大学院 園芸学研究院 先端園芸工学講座 教授 副研究院長 部門長(宇宙園芸研究センター)■ご専門および得意な分野・ご研究・施設園芸学・農業生理生態学・根学■所有資格・技術士(農業)・土壌医・野菜ソムリエ上級プロ・認定URA■本テーマ関連学協会・委員会でのご活動・1995年4月~現在 園芸学会・1995年4月~現在 根研究学会・1995年4月~現在 日本生物環境工学会・2000年4月~現在 日本作物学会・2006年4月~現在 養液栽培研究会・2007年~現在 日本分析化学会 表示・起源分析技術研究懇談会・2020年6月~現在 NPO植物工場研究会, 理事・2020年4月~現在 「農林水産分野の先端技術展開事業」(先端プロ) 専門プログラムオフィサー・2021年6月~2024年5月 日本施設園芸協会 理事・2022年1月~2023年12月 根研究学会会長・2023年11月~ アグリテックを活用した農業課題解決実証事業(千葉県多古町)審査委員・2023年11月~現在 内閣府 BRIDGE「食料安全保障に資する完全閉鎖型植物工場の実現に向けた調査研究」プログラムディレクター・2023年1月~現在 山口県 農林業産学公連携プラットフォーム 専門アドバイザー・2024年6月~現在 健康農水畜産物の研究開発連合プラットフォーム 研究代表者
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
本講座では、スマート農業を発展させたデータ駆動型スマートフードシステムの社会実装と最適化について、今までの施策や研究開発の流れと取り組みの具体例、そして今後の展開について紹介する。日本や世界の食と農の抱える課題を解決するために、連綿と展開される研究開発ではあるが、現在、それらの現場は、より厳しさを増している状況にある。食と農の課題解決には、多様なステイクホルダーの力を集結して、総力戦で臨む必要がある。そのため、なるべく多くの方に状況を理解していただけるように、周辺の現状の分析や、それぞれのプレーヤーにどのような取り組みが期待されるのか、今後の展望も含めて解説する。
必要な予備知識
■本テーマ関連法規・ガイドライン・「食料・農業・農村基本法」・「スマート農業技術活用促進法」・「肥料法」
習得できる知識
・農林水産省等の食と農に関係する政策の現状と方向性が理解できる。・スマート農業および、みどりの食料システム戦略など、今後取り組むべき方向性が理解できる。・施設園芸など、スマート農業の具体的な事例について理解できる。・植物工場などの先端農業生産技術の現状と国際的な動向などが理解できる。・消費・廃棄や資源循環・リサイクルなど、今後重要性を増す技術の状況についても理解できる。
セミナープログラム
1.食料生産と消費の現状と課題 1-1 日本の農業・水産業の歴史 1-2 日本における食料自給の変遷 1-3 日本における農業従事者の減少と高齢化 1-4 日本における耕作放棄地の増加 1-5 日本および世界のエネルギー事情 等2.スマート農業・アグリテックの定義と政策 2-1 スマート農業・アグリテックとは 2-2 スマート農業・アグリテックの歴史的意義と広がり 2-3 農業技術の発展と農業技術政策の歴史 2-4 未来投資戦略 等3.先端技術の活用による農業技術革新 3-1 農業技術革新の基本構造 3-2 ロボット開発の現状 3-3 農業機械メーカーによる取り組み事例 3-4 トマトロボット収穫の最先端 3-5 自動収穫ロボット(ブロッコリー、アスパラガス等) 等4.先端技術の活用した食の技術革新 4-1 根底にあるべきなのは量管理の思想 4-2 植物工場における栽培(トマト、キュウリ、イチゴ、イチジク) 4-3 レタスの完全人工光栽培 4-4 需要が増加するキノコ生産 4-5 品種開発の歴史と現在の多様な品種 等5.これからの農と食のあるべき姿 5-1 技術開発のしくみと普及の役割分担 5-2 経営と事業理念の構築 5-3 知的財産の管理と活用 5-4 人材育成を加速化 5-5 農福連携(子ども食堂や給食など社会システムの活用) 等6.質疑応答
■講演中のキーワード・研究開発施策・養液栽培・有機農業・持続的農業生産・技術開発と社会実装