
再エネ大量導入 電力の同時同量性 事業性のある蓄熱発電の運用
開催日:2023年02月15日(水) 09:30 - 11:30
セミナー趣旨
再エネの主力電源化と原子力発電の回帰が始まっている。どちらも需要に合わせた発電が出来ず、蓄エネルギーが必須である。蓄電池は経済性が望めず、新たな蓄エネルギーが望まれている。そこに経済性の観点で蓄熱発電が脚光を浴び始めた。従来火力の資産を有効活用しつつ、スムースな電源構成の転換が出来る。自由化市場を利用しつつ、事業性のある蓄熱発電の運用等に関して詳説する。
セミナープログラム
1.蓄熱発電の概要
(1)常識が大転換:高効率から経済性重視へ
(2)基本構成と簡単な経済性試算
(3)JEPX(日本卸電力取引所)利用のビジネスモデル
(4)連続的・漸進的なシステム転換の方法
2.世界の再エネの実態
(1)再エネ導入の実態と、蓄エネルギーの必要性
(2)低下する再エネ発電コスト
3.世界の開発プロジェクト
(1)電力会社系プロジェクト
・急速に顕在化した米国、EPRI/Southern、Duke、NYPA
・欧州RWE、Enel, LEAG, Vattenfall、seas-nve
・南米チリでも。日本では中部電力など
(2)メーカ系プロジェクト
・先鞭つけたシーメンス
・グーグルからスピンオフ、マルタ
・既に商用か、Azelio
(3)ベンチャー等の様々なプロジェクト
・熱電併給(コジェネ)、鉄鉱プロセスも
4.蓄熱技術の概況
・商用技術から、研究段階の水素吸蔵合金応用まで
5.電熱変換の重要性
・実はキーテクノロジー
6.慣性力の必要性
セミナー講師
一般財団法人エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部 新エネルギーグループ
主管研究員
岡崎 徹 氏
1985年京都大学工学部電気系卒
1987年京都大学大学院電気工学科卒、同年住友電気工業入社。超電導マグネットの設計製作
1995年英国バーミンガム大学に社費留学
1998年Ph.D.取得(電気工学、超電導限流器)
2003年頃プラズマ岩盤破砕装置(PAB)事業化に失敗、超電導開発に戻る
2009年風力熱発電を着想
2012年国際超電導産業技術研究所(ISTEC)に出向
2016年エネルギー総合工学研究所に出向、蓄熱発電の着想を完成
セミナー受講料
1名:33,870円(税込)2名以降:28,870円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,870円(税込)/人
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