九電みらいエナジー(株):大規模潮流発電実証事業の成果および実用化に向けた課題と展望
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 電力技術 土木技術 地球温暖化対策技術 |
開催エリア | 全国 |
~長崎県・五島市奈留瀬戸におけるわが国初となる大規模潮流発電を踏まえて~
開催日:2023年06月07日
セミナー講師
九電みらいエナジー株式会社常務取締役 事業企画本部長寺﨑 正勝 氏
昭和57年 3月 西南学院大学 商学部 経営学科 卒業昭和57年 4月 九州電力株式会社 入社平成12年 7月 同社 事業開発部 課長平成12年10月 株式会社福岡クリーンエナジー出向(福岡市清掃工場建替PPP事業)平成15年 7月 九州電力株式会社 事業開発部 課長平成17年 7月 同社 経営企画室 課長平成19年 7月 同社 経営企画室 地域戦略グループ長平成22年 7月 同社 社長室 副室長(経営政策担当)平成24年 6月 株式会社九電ビジネスフロント 代表取締役社長平成26年 6月 九電みらいエナジー株式会社 取締役 企画本部長令和元年 7月 同社 取締役事業企画本部長令和 2年 6月 同社 常務取締役事業企画本部長令和 5年 4月 同社 常務取締役執行役員事業企画本部長(現在に至る)
セミナー受講料
1名:33,890円(税込)2名以降:28,890円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
当社は環境省より委託受け、長崎県五島市奈留瀬戸においてわが国初となる大型潮流発電の実証事業に取組み、令和3年1月に念願の発電を果たしたところです。令和4年度からはそのフェーズ2として潮流発電機のフルスペック化と系統連系というセミコマーシャル化の事業に取り組んでいます。今回はわが国の再エネ拡大に海洋利用の期待が高まる中、奈留瀬戸での潮流発電実証事業のフェーズ1の成果とフェーズ2の取組み内容に加え、シンガポール沖での小型潮流発電実証事業の状況と今後の潮流発電ビジネスの展開に向けた展望と課題について詳説させていただきます。
セミナープログラム
1. 弊社の概要と海洋再エネの取り組みの視点2. 潮流発電の仕組みと特徴 (1) 潮流発電とは (2) 潮流発電の特徴と種類3. 五島市・奈留瀬戸における実証事業の取組み (1) フェーズ1の取組み(事業概要、各種調査、機種選定、許認可取得、工事概要、地元合意形成) (2) フェーズ1の発電状況と成果・気づき (3) フェーズ2の取組み (事業概要、発電機のフルスペック化への改造、工事概要、スケジュール)4. 小型潮流発電実証事業(シンガポール沖) (1) 事業概要と‘Plug and Play’ systemについて (2) 発電状況5. 潮流ビジネスの展望と課題 (1) わが国における開発ポテンシャル (2) 大型・小型潮流発電の活用比較 (3) 潮流ビジネスモデルの展望(他再エネとの組合せ、水素製造など) (4) 実用化・普及に向けた課題