配電系統の概要と特徴(系統構成、機材、保護システム) 次世代配電システムへの期待
開催日:2023年10月26日(木) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
再エネ主力電源化に向けて、送電系統では広域連系線の整備、配電系統では分散型エネルギーリソース(DER)を活用した需給一体型システムへの移行が進むと考えられます。そこで、自治体や企業が、地域脱炭素に向けた分散型エネルギーシステムを構築する上で必要となる、DERの活用方策、配電系統の概要・特徴、次世代配電システムの動向とともに、海外動向も踏まえた配電事業制度の活用策・課題について詳説します。
セミナープログラム
1.転換期を迎えた電力システム
(1) 再エネ主力電源化に伴う電力システムの変化
(2) 分散型エネルギーリソース(DER)の活用
2.配電系統の概要と特徴
(1) 配電系統の構成・特徴
(2) 配電設備の概要
(3) 配電系統の供給信頼度、電力品質
(4) 配電自動化および配電系統の運用・保守
(5) 次世代の配電システム
3.配電事業制度活用の課題
(1) 配電事業制度の概要
(2) ドイツ シュタットベルケのビジネスモデル
(3) 既存配電系統との保護協調、系統の中抜き問題
4.地域の分散型エネルギーシステム構築に向けて
(1) 地域マイクログリッドの動向
(2) 地域配電事業の可能性
セミナー講師
一般財団法人エネルギー総合工学研究所
プロジェクト試験研究部
電力システムグループ 部長
炭谷 一朗 氏
1986年 東京工業大学大学院理工学研究科電気・電子工学専攻修了
同年 東京電力(株)入社
・企画部門:海外の電気事業の調査・分析
・配電部門:配電設備の計画・設計、事業所の総括
・技術開発部門:配電系統の保護システム、雷対策などの研究開発
・海外事業部門:スマートグリッドの海外コンサルティング、プロジェクト推進などに従事
2018年 (一財)エネルギー総合工学研究所に入所
2020年 電力システムグループ部長(現職)
・再エネ大量導入に伴う電力系統の対策、電力取引市場、需要側資源の活用など
次世代電力ネットワークシステム構築に向けた調査・研究に従事
資格:第二種電気主任技術者、エネルギー管理士、電気通信主任技術者、TOEIC 925点
著書:「図解でわかるカーボンニュートラル」技術評論社(共著)
セミナー受講料
1名:33,940円(税込)2名以降:28,940円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
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