日本郵船(株)の多角的かつ多面的な取り組みを詳説する
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 地球温暖化対策技術 事業戦略 |
開催エリア | 全国 |
気候変動による地球環境の激変―海運事業にも迫る脅威に立ち向かう~脱炭素Journey/LNG・アンモニア・洋上風力・SEP・水素等の取り組みを踏まえて~
開催日:2023年11月28日(火) 13:30 - 15:30
セミナー講師
日本郵船株式会社脱炭素グループ 脱炭素推進チームチーム長加藤 淳 氏
2002年 大阪大学大学院工学研究科船舶海洋工学専攻 博士課程前期修了2002年 日本郵船株式会社入社2004年 韓国サムソン重工業 新造LNG船駐在監督2006年~2012年 船舶管理会社 工務監督業務 2013年~2016年 自動車船事業 営業担当(欧州・三国間航路)2016年~2021年 工務グループ 新造船の計画担当2021年~2022年 Maersk Mc-Kinney Moller Center for Zero Carbon Shipping(在デンマークコペンハーゲン)出向2022年 10月 日本郵船株式会社 企画グループ脱炭素推進チーム2023年 4月 同 脱炭素グループ脱炭素推進チーム (現職)
セミナー受講料
1名:33,370円(税込)2名以降:28,370円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
セミナー趣旨
気候変動をめぐる社会変革は大きな潮流となり本格化する中、国際海運業を中心とした日本郵船株式会社における脱炭素の取り組みを紹介する。経営課題としての重要性の理解促進、現状の分析、リスクと機会の評価、野心的な目標設定から具体的な削減計画の立案、社内制度設計など一連の施策を解説する。長い時間軸からJourneyとして例えられる脱炭素の取り組みは、多様なステークホルダーとの共創の中で着実に進めていくことが重要である。
セミナープログラム
1. 経営課題としてのGHG排出削減の重要性を理解する (1) 国際社会におけるGHG排出削減の重要性の高まり (2) 将来の不確実性への備え (3) 気候変動と自然資本・生物多様性の関係2. 排出削減に向けた将来の事業環境を見通す (1) カーボンニュートラルにむけた社会変革の進展 (2) 国際海運における脱炭素化の取り組み現況 (3) 気候変動によるリスクの評価例3. GHG排出の現状と今後の見通しを把握する (1) 国際海運の現状分析 (2) 日本郵船の排出現状4. 排出削減の取り組みを構想する (1) GHG排出削減目標の設定 (2) シミュレーションモデル (3) 削減技術の体系 (4) 内部炭素価格制度 (5) 脱炭素による財務影響 (6) 段階的な移行 (7) ステークホルダーエンゲージメント5. 取り組みを社内外のステークホルダーに伝える (1) 脱炭素ストーリー