~日本での取り組み状況。実装を進める上での課題と対応策~
開催日:2023年12月20日(水) 09:30 - 11:30
セミナー趣旨
プラスチック生産時の化石資源削減の手段として、再生プラスチックやバイオプラスチックが挙げられます。しかし、これらの製造には専用設備の新設や製品への原料コストと設備投資コストの製品価格への一律転嫁が必要になります。一方、マスバランス・アプローチを用いることで、既存設備の活用や「割当」により環境負荷低減製品の参入障壁を下げることが可能となります。その取り組み状況、実装を進める上での課題と対応策について詳説します。
セミナープログラム
1. マスバランスの概要
(1)マスバランス・アプローチとは?
(2)マスバランス・アプローチを採用するメリット
2. 欧州でのマスバランスの動き
(1)欧州でのマスバランスの根拠となる法制整備状況
(2)欧州でのマスバランス品の社会実装例
3. 日本でのマスバランスの取り組み状況
(1)日本産業界団体でのマスバランスの動き
(2)日本国内のマスバランス材料に関する認定マークに関する動き
(3)日本国内における各関係者におけるマスバランスへの意識
(4)日本国内で実装を進めるうえでの課題
4. マスバランスにおける認証スキーム
(1)マスバランス・アプローチで必要な透明性・信頼性
(2)透明性・信頼性を担保するための認証スキーム
(3)代表的な認証スキーム~REDCert2とISCC PLUS~
5. 関連質疑応答
6. 名刺・情報交換会
セミナー講師
BASFジャパン株式会社
経営推進本部 サステナビリティ推進室
河村 祐輝 氏
テュフズードジャパン株式会社
COM事業部 CMS部
シニアサステナビリティアドバイザー
邱 亮達 氏
セミナー受講料
1名:33,300円(税込)2名以降:28,300円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
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