発酵の基礎と有用微生物の探索・育種

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 生物・細胞技術   食品加工   ゲノム技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

・【発酵】を体系的に学ぶ ・知っておきたい基礎知識、発酵プロセス、培養管理・育種のコツ・ノウハウ

セミナー講師

 別府大学 食物栄養科学部 発酵食品学科 教授 博士(農学)   陶山 明子 氏

■ご略歴1995年 九州大学大学院農学研究院農芸化学専攻(発酵化学講座)修了1995年 東和科学株式会社入社1995年 九州大学大学院農学研究院受託研究員(東和科学から出向)2003年 博士(農学)(九州大学 生資環博乙第34号)2003年 独立行政土木研究所材料地盤研究グループ(リサイクルチーム)交流研究員(東和科学から出向)2007年 東和科学株式会社退社2007年 九州大学大学院農学研究院 学術研究員、テクニカルスタッフ等2017年 別府大学食物栄養科学部発酵食品学科 准教授2020年 同教授

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  発酵は、微生物の働きで人間にとって有益なものを作り出すことであり、食品、医薬品、化成品、エネルギー等の生産や環境浄化に役立てられています。本セミナーでは新たに学びたい方、着手しはじめた/しようとしている方、代謝工学に関心のある方に向け、①発酵工業に使用されている微生物 ②代謝と発酵の基礎 ③発酵プロセス ④自然界からの各種有用微生物の探索と育種 ⑤有用微生物の育種とバイオ技術の利用 などを解説いたします。

受講対象・レベル

・発酵について体系的に学びたい研究者・開発者・発酵または微生物を商品に利活用しようと試みている方・自社内に発酵に関するノウハウが無く(少なく)、その考え方や方法を基礎から学びたい方 等

習得できる知識

・発酵に携わる方なら知っておきたい基礎知識・発酵プロセスの仕組み・各種発酵プロセスと培養管理の方法・コツ(ラボレベルでの)・自然界からの有用微生物の探索・有用微生物の選別と育種、そのノウハウ・バイオ技術の利用 等

セミナープログラム

1. 発酵工業に使用されている微生物 1.1 酵母 1.2 麹菌 1.3 乳酸菌 1.4 酢酸菌 1.5 環境浄化に係る微生物 1.6 そのほかの微生物2. 代謝と発酵の基礎 2.1 代謝の基礎(解糖系、クエン酸回路、電子伝達系、ATPなど) 2.2 発酵の基礎 2.3 微生物の培養  2.3.1 炭素源とエネルギー源(糖、脂肪酸、蛋白質、光、無機物、その他)  2.3.2 窒素源  2.3.3 その他の栄養源(ミネラル、ビタミンなど)  2.3.4 培養条件(温度、pH、溶存酸素など)3. 発酵プロセス 3.1 アルコール発酵 3.2 有機酸発酵 3.3 アミノ酸発酵 3.4 その他4. 自然界からの有用微生物の探索と育種 4.1 有用微生物の探索  4.1.1 酵母(清酒、ワイン、ビールなど)  4.1.2 麹菌  4.1.3 乳酸菌  4.1.4 酢酸菌  4.1.5 環境浄化に係る微生物  4.1.6 その他の微生物 4.2 培養のスケール 4.3 微生物の保存5. 有用微生物の育種とバイオ技術の利用 5.1 突然変異による育種 5.2 バイオ技術(代謝工学)による育種  5.2.1 代謝工学とは  5.2.2 代謝経路の選択・設計  5.2.3 宿主の選択  5.2.4 導入する異種タンパク質遺伝子配列の最適化  5.2.5 異種タンパク質発現の確認  5.2.6 プロモーターの検討:発現させた異種タンパク質が宿主本来の代謝バランスを乱さないかの検証  5.2.7 高生産のための培養条件(培地、培養温度など)の検討 5.3 最新のバイオ技術の利用(ゲノム編集など)<質疑応答>