
~ヒトからマシンへ需要の牽引役がシフト 高速化最優先の性能改善要求~
開催日:2024年07月17日(水) 13:30 - 15:30
セミナー趣旨
半導体産業は、アップダウンのサイクルが避けられないが(循環論)、一方で、高速化最優先の局面に戻り、次のサイクルのピークが前回サイクルのピークを上回る「シクリカルグロース」の構造となっている(構造論)。みずほ証券では、半導体産業が第2の成長サイクルに入ったと考えている。2000年以降の低成長時代(第1の成長サイクルの後半)との違いを示すとともに、1990年代半ばまで(第1の成長サイクルの前半)の半導体業界との共通点を、具体例をもって示す。これまでとは異なる価格戦略、政府の関与を含めた開発戦略の方向性、今後の技術ロードマップに加え、大きな転換点となる要素を詳説する。
セミナープログラム
1. 第2の成長サイクルに入った半導体産業
(1) 半導体産業の成長率が切り上がる
(2) ヒトからマシンへ需要の牽引役がシフト
(3) オーバースペックからの解放
2. 歴史は繰り返す
(1) 高速化最優先の局面に回帰
(2) 技術要求を満たす製品/技術が高く売れる
(3) 技術の魅力で開発に取り組むべき、旬の時期がある
3. 高速化と低消費電力化の両立が求められる
(1) AI-GPUは90年代のCPUの処理能力改善ペースと同等
(2) 前工程も後工程も3次元技術の導入が加速
(3) 再び、発熱問題が大きな転換点に
セミナー講師
みずほ証券株式会社
エクイティ調査部
シニアアナリスト
山本 義継アナリスト 氏
1996年 3月 一橋大学大学院 商学研究科 修士課程修了
1996年 4月 野村総合研究所入社
1998年11月 メリルリンチ証券入社
2003年 3月 UBS証券入社
2011年10月 BNPパリバ証券入社
2015年 8月 みずほ証券入社
セミナー受講料
1名:33,360円(税込)2名以降:28,360円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,360円(税込)/人
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