材料化学から見た「全固体電池」の課題とその解決に向けた最新研究開発動向

本格実用化が迫る

開催日:2024年05月10日(金)  13:30 - 15:30

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    セミナー趣旨

    全固体電池の基礎と技術内容と動向を概説します。
    なぜ全固体電池が次世代電池の筆頭として注目されているのか、材料化学から見た全固体電池の課題とその解決に向けた研究開発の方向性について詳説します。
    特に電気自動車用電源として期待されている硫化物系固体電解質を用いた全固体電池の研究開発の概要を知るための基礎的な内容について、講師らの研究成果を中心に概説いたします。

    セミナープログラム

    1. 全固体リチウム二次電池の基礎と動向
     (1) リチウムイオン電池の基礎
     (2) 全固体リチウム二次電池の基礎
     (3) 全固体電池の開発動向
    2. 固体電解質の基礎
     (1) 無機固体電解質の種類と特徴
     (2) 固体電解質の合成法の例
    3. 固体界面構築の基礎
     (1) 理想的な電極構造の考え方の基礎
     (2) 化学的視点での固体界面の考え方(電極-電解質間の電極反応の高速化)
     (3) 力学的視点での固体界面の考え方(固体電解質の機械的特性と接触界面構築)
    4. シート型全固体電池の試作
    5. 次世代電池材料の最近の研究例
     (1) 硫化物型全固体電池用金属リチウム負極
     (2) リチウムー硫黄電池用正極材料
     (3) 全固体ナトリウム電池用正極及び固体電解質

    セミナー講師

    大阪公立大学 大学院工学研究科
    物質化学生命系専攻応用化学分野 
    准教授
    作田 敦 氏

    2008年〜2011年 大阪府立大学大学院工学研究科
            物質・化学系専攻博士後期課程 修了 
            博士(工学)
    2010年〜2011年 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
    2011年〜2012年 同 特別研究員(PD)
    2012年〜2016年 産業技術総合研究所 研究員
    2016年~2017年 同 主任研究員
    2017年~2020年 大阪府立大学大学院工学研究科 助教
    2020年~2022年 同 准教授
    2022年~    大阪公立大学大学院工学研究科 准教授
    専門分野 次世代二次電池用材料(全固体電池、リチウム-硫黄電池)、無機材料化学

    セミナー受講料

    1名:33,570円(税込)2名以降:28,570円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) 

    受講について

    <1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
    <2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
    <3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。


     

    受講料

    33,570円(税込)/人

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    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    電気化学   電気化学

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