腸内細菌叢におけるメタボローム解析技術の活用・最新動向および解析事例
開催日 | 13:00 ~ 17:00 |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 生物・細胞技術 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
腸内細菌叢が産生する代謝物を網羅的に計測、同定するメタボローム解析技術の活用に期待が高まっています 生理活性代謝物・メタボローム解析技術の基本をふまえ、ノンターゲットメタボローム解析の実例まで最新情報をお届け
セミナー講師
大阪大学大学院 情報科学研究科 准教授 岡橋 伸幸 氏
■ご経歴2008.4-2012.3 大阪大学 工学部 応用自然科学科 応用生物コース2012.4-2014.3 大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 代謝情報工学講座 博士前期課程2014.4-2017.3 大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 代謝情報工学講座 博士後期課程2015.4-2017.3 日本学術振興会 特別研究員DC22017.4-2018.3 理化学研究所 統合生命医科学研究センター メタボローム研究チーム 特別研究員2018.4-2019.11 大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 バイオ情報計測学講座 助教2018.4- 現在 理化学研究所 生命医科学研究センター メタボローム研究チーム 客員研究員2019.12-現在 大阪大学 大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 バイオ情報計測学講座 准教授■ご専門および得意な分野・ご研究質量分析 メタボロミクス代謝フラックス解析■本テーマ関連学協会でのご活動生物工学会 会員日本質量分析学会 会員メタボロームシンポジウム 実行委員
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
腸内細菌叢が宿主の生体恒常性や疾患発症を左右すると言われており、腸内細菌叢が産生する代謝物が宿主受容体等に作用するメカニズムが提唱されている。しかし、腸内細菌叢が産生する代謝物に関する知見は限られており、それらを網羅的に計測、同定するメタボローム解析技術の活用に期待が高まっている。そこで、本セミナーでは、メタボローム解析技術の現状や活用方法、腸内細菌が産生する未知分子の探索事例などについて解説する。
習得できる知識
・腸内細菌叢が産生する生理活性代謝物を理解できる・質量分析装置を使ったメタボロミクスの現状を理解できる・用途ごとに、適切な分析装置の種類や分析モードを理解できる・ノンターゲット解析のデータ処理法や構造推定を実践できるようになる
セミナープログラム
1. はじめに2. 腸内細菌叢が産生する代謝物の生理作用 1) 水溶性代謝物 2) 脂質3. メタボローム解析技術の種類と現状 1) 計測方法の概要 2) クロマトグラフィーの種類 3) 質量分析装置の種類 4) 計測対象分子に適した装置の選択 5) 現状の到達点と限界4. ノンターゲットメタボローム解析データの解析法 1) 解析の流れ 2) MS/MSスペクトルからの構造推定法 3) 類似MS/MSスペクトルを分類する手法Feature-based molecular networking 4) ソフトウェア 5) テストデータを使った解析の実演5. マウス腸内細菌叢のノンターゲット解析事例 1) メタボロームデータの取得と解析 2) メタボロームデータと16Sシーケンシングデータの統合解析6. まとめと展望
■講演中のキーワード腸内細菌代謝物、構造推定、質量分析、ターゲット解析、ノンターゲット解析、メタボロミクス