安衛法改正を踏まえた化学物質の自律管理と個人ばく露評価~企業が抑えるべき法改正の全体像から個人ばく露評価のノウハウまで~

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 化学技術一般   安全規格
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

◎化学物質の 「自律管理」 についてどこから手を付けたらよいのか? ◎自律管理の中核となる 個人ばく露測定等のリスクアセスメント についても徹底解説。

セミナー講師

 ENEOS 株式会社 環境安全部 安全衛生グループ 産業衛生チーム 産業衛生チームリーダー    森分 勝人 氏

■ご経歴ENEOS株式会社 環境安全部 安全衛生グループ 産業衛生チーム チームリーダー<化学物質管理に関する専門家資格>IOHA認証オキュペイショナルハイジニスト(JAWA)労働衛生コンサルタント(衛生工学)作業環境測定士(第一種)環境計量士(濃度)■ご専門および得意な分野・ご研究化学物質の自律管理全般(法令、リスクアセスメント、個人ばく露測定、ばく露対策、保護具、化学物質管理者教育、保護具着用管理責任者教育など)、産業衛生

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  2024年4月の安衛則改正により、化学物質のリスク管理が事業者の責任で行われる「自律管理」が本格的にスタートしました。しかし、多くの企業にとっては初めての取り組みであり、どこから手を付ければよいのか悩まれている状況です。法改正の内容や新しい仕組みが複雑でわかりにくいといった問題もあり、現場で使えるわかりやすい実践教育が求められています。  本セミナーでは、法改正の全体像をわかりやすく解説し、自律管理の中核となる個人ばく露測定等のリスクアセスメントについて現場で役立つノウハウをお伝えします。企業の皆様が自信を持って自律管理に取り組めるよう、具体的な事例を交えながらレクチャーいたします。

習得できる知識

・化学物質管理に関する法改正の全体像が理解できるようになる・代表的なリスクアセスメント手法を学ぶことで自社の事業活動に合ったリスクアセスメントを実施できるようになる・現場で使えるリスクアセスメントのノウハウが身に着く・リスクアセスメント結果の解釈方法を学ぶことで適切なばく露対策が選択できるようになる

セミナープログラム

1. 化学物質管理の法改正の全体像(1時間)  1.1. 法令準拠型から自律管理型への大転換:国が目指す化学物質管理の未来  1.2. 法改正の全体像を紐解く:事業者に求められる自律管理の要点解説  1.3. 化学物質管理の重要性:自律管理を怠ると企業が直面するリスクとは?2. リスクアセスメントの事前準備(30分)  2.1. リスクアセスメントに求められる法的義務(法要求事項)の整理  2.2. リスクアセスメントを効果的に行うために必要な事前準備  2.3. リスクアセスメントの進め方:実践的な手順とポイント3. 代表的なリスクアセスメント手法の解説(1時間)  3.1. 自社の事業活動に合ったリスクアセスメント手法を選択するために  3.2. 手法①:リスクマトリックスによるリスクアセスメント  3.3. 手法②:CREATE-SIMPLEによるリスクアセスメント  3.4. 手法③:検知管によるリスクアセスメント  3.5. 手法④:リアルタイムモニターによるリスクアセスメント  3.6. 手法⑤:作業環境測定によるリスクアセスメント  3.7. 手法⑥:個人ばく露測定によるリスクアセスメント  3.8. 各リスクアセスメント手法のメリット・デメリット  3.9. 各手法の組み合わせによる効果的なリスクアセスメントの実施事例4. 個人ばく露測定の実践(1時間)  4.1. 個人ばく露測定がなぜ必要か  4.2. 濃度基準値設定物質のリスクアセスメントで求められる個人ばく露測定の概要  4.3. 個人ばく露測定を効果的に実施するための準備  4.4. 測定事例の紹介①  4.5. 測定事例の紹介②  4.6. 個人ばく露測定の委託先の選び方と発注時の注意点  4.7. 個人ばく露測定の自社サンプリングについて5. 個人ばく露測定結果の読み解き方(30分)  5.1. 濃度基準値の解説(八時間濃度基準値、短時間濃度基準値、天井値)  5.2. 個人ばく露測定結果を濃度基準値で評価する方法(時間換算などの計算方法の解説)  5.3. リスクアセスメント結果の解釈(求められる対応と推奨される再測定頻度)6. リスクアセスメント結果に基づいたばく露対策(30分)  6.1. ばく露対策の種類と優先順位  6.2. ばく露対策の有効性を確認する方法  6.3. リスクアセスメント結果に基づいた呼吸用保護具の選び方  6.4. フィットテストの重要性  6.5. おわりに:化学物質管理の使命、展望、そして価値7. 質疑応答(30分)

■講演中のキーワード個人ばく露測定、リスクアセスメント、CREATE-SIMPLE、濃度基準値、化学物質管理、自律管理