低温成膜で実現するバイオ材料と金属による共創~高コストな冷却機を必要としない低温成膜技術を中心とする様々な応用展開~

41,800 円(税込)

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開催日 12:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 薄膜、表面、界面技術   金属材料   バイオ技術一般
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

低温での金属成膜に興味があり、応用展開を考えている方は是非、ご参加ください 高コストな冷却機を必要としない低温成膜技術を中心とする様々な応用展開を紹介します。 

セミナー講師

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 センシングシステム研究センター 研究員    竹村 謙信 氏

■ご略歴2020-2021 日本学術振興会 DC22021-現在 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 研究員■ご専門および得意な分野・ご研究光センサ、電気化学センサ、バイオセンシング、環境センシング、ナノ材料の作製■本テーマ関連学協会での活動日本生物工学会、真空学会

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  金属成膜というワードは工業生産など機械的なイメージが強い文言です。これは理想的な金属膜を得ようとする際に非常に高温な条件となるため、高温での生産プロセスが利用可能な工業的製造技術に活用可能性が限定されてしまうためでもあります。今回のセミナーでは近年実現した、高コストな冷却機を必要としない低温成膜技術を中心とする様々な応用展開を紹介します。

受講対象・レベル

・低温での金属成膜に興味があり、応用展開を考えている方。・バイオ試料の表面を前処理なく観察したい方・バイオ材料が作り出す特殊な金属界面に興味がある方

必要な予備知識

・金属成膜のうちマグネトロンスパッタリングに関する基礎知識・バイオ試料に関する高校卒業レベルの知識

習得できる知識

・低温成膜の応用可能性 ・金属薄膜の金型化 ・金属成膜を利用したバイオ・イメージングの基礎

セミナープログラム

1. 低温成膜技術 1) 低温成膜の分類 2) 試料種別と適切な温度 3) 磁気ミラー型マグネトロンカソード(M3C)による低温成膜 4) 成膜後金属薄膜の特徴2. 細胞レベルのバイオ試料への成膜と形状保存・再現 1)バイオ試料の特徴とM3Cによる低温成膜 2)低温金属成膜済みバイオ試料の評価 3)金属薄膜に保存されたバイオ試料の形状 4)薄膜の応用:型としての低温成膜 5)形状再現能力:リアルタイム性のある形状保存3. バラから作られる特殊形状金属板 1)バイオ試料の表面構造 2) バイオミメティックスとは 3) バイオミメティックス製品 4) バイオミメティックスが抱える課題 5) 低温成膜とバラ 6) 金属薄膜の応用方法:金属厚膜化 7) バラの特殊な界面構造から作製した電極 8) 重金属センシング用基板としての応用4. バイオイメージング 1) 低温成膜の低ダメージ性 2) バイオ試料が有する美しい構造の観察 3) 低ダメージ性が実現する新たなセンシング5. トンボ複眼が有する微小・複雑形状の金型化 1) トンボの複眼 2) 複眼レンズの現状 3) M3Cによるトンボへの低温成膜 4) 複雑形状の金型化 5) 金型への流し込み成型:複眼レンズ作製 6) レンズとしての性能 7) M3Cで実現する金型の温度耐性 8) 世界初:数万個の個眼を有するガラス製複眼レンズの簡易な作製

■講演中のキーワード低温成膜、バイオ鋳型法、複眼レンズ、ナノ構造作製、金型化