ノイズ・EMCの基礎と対策
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 電気、電子製品 通信工学 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区文化センター |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
ノイズ発生の原因から具体的な対策手段について
わかりやすく解説する!
講師
倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 氏
技術士(電気電子部門)
iNARTE EMC Engineer, iNARTE/KEC EMC Design Engineer
受講料
49,980円(税込)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合47,250円、
2名同時申込の場合計49,980円(2人目無料:1名あたり24,990円)で受講できます。
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受講対象・レベル
電子回路開発・設計経験のある方、電子機器のEMC対策・試験をされる方、
ノイズトラブルでお困りの方
必要な予備知識
電子回路の基礎知識、電気物理の基礎知識
習得できる知識
・EMCで問題にしているノイズとは何か、がわかる
・ノイズが何故発生するのか、が理解できる
・効率の良いノイズ問題を解決のための考え方が習得できる
・ノイズ対策のノウハウが、その理由と共に理解できる
趣旨
電子機器の開発の中で、商品化間近になって行われるEMC(電磁両立性)試験やIoTシステムのノイズ対策は、難物の一つです。対象によって取るべき手法が違い、同じ基板でも、筐体の形が変われば、取るべき対策も変わります。難解な数式を極力使わず、また、単なるノウハウの羅列ではない本質の議論から、「なぜそういう対策を取るのか」「どうすれば効率的にできるのか」を学び、独力でノイズ設計・対策ができるレベルを目指します。
プログラム
1. ノイズの初歩とEMC
1-1 電子機器とノイズ
(1)電子機器と電磁環境
(2)ノイズとは何か
(3)ノイズと干渉
(4)ノイズの二面性
(5)過渡的か連続的か
(6)放射か伝導か
1-2 ノイズの物理
(1)ノイズと電磁気学
(2)交流の基礎知識
(3)周波数スペクトル
(4)波形とスペクトル
(5)見えないLとC
(6)電磁波の発生
(7)電磁波とアンテナ
(8)コモンモードとノーマルモード
(9)ノイズの源
1-3ノイズの計測・評価
(1)ノイズ計測とデシベル
(2)波形測定
(3)スペクトル測定
(4)電波暗室とレシーバ
2.共通EMC規格とその意味
2-1 EMC規格試験の目的
2-2 エミッション
(1)雑音端子電圧
(2)雑音電界強度
(3)電源高調波
(4)フリッカ
2-3 イミュニティ
(1)静電気放電
(2)無線周波電磁界放射
(3)ファーストトランジェント・バースト
(4)雷サージ
(5)無線周波電磁界伝導
(6)電源周波数磁界
(7)電源電圧ディップ・瞬停
3.ノイズ対策の基礎
3-1 ノイズ問題に立向かう基本
(1)問題の本質を掴む
(2)再現性を確保する
(3)自らの実力アップのために
(4)会社の技術と利益のために
(5)(emission) 発生源を叩く
(6)伝達経路を断つ
(7)(immunity) 耐性を上げる
3-2 設計時の対策技術
(1)回路・基板
(2)機内・機外ケーブル
(3)フレーム・筐体
(4)既製品・外部設計品
3-3 設計後の対策技術
(1)フェライトコア類
(2)フィルタ
(3)シールド・GND強化部材
(4)電波吸収体
【質疑応答・名刺交換】
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