初心者でもわかる!リチウムイオンバッテリの適切な管理・制御方法
受講可能な形式:【Live配信】のみ
■本セミナーでは、リチウムイオンバッテリの特徴を説明しながら、バッテリマネジメントシステム(BMS)やセルモニターユニット(CMU)、バッテリパックの設計手法について、設計経験者の立場から解説します。
セミナー講師
デルタテックラボラトリ(株) 代表取締役 髙瀨 弘嗣 氏[プロフィール] 1989年~2003年、富士通ヴィエルエスアイ(株)(現(株)ソシオネクスト)。SCSIプロトコルコントローラ、IEEE1394シリアルバスコントローラなどの特定用途向け汎用品(ASSP)の開発を担当。2004年~2012年 、ソニーイーエムシーエス(株)(現ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(株))。フロントプロジェクター、業務用カメラ用電子ビューファインダー、業務用モニターなどのセット設計、電子回路設計を担当。2012年~2020年、渦潮電機(株)(現BEMAC(株))。電動三輪車の車両制御ユニット(VCU)設計、車両システム設計、車両性能評価を担当。2020年 、ルタテックラボラトリ開業。2024年、 デルタテックラボラトリ(株)設立(法人化)。30年以上のエンジニア経験があり、LSI(RTL)設計から電子回路設計、セット設計、車両システム設計まで、幅広い技術領域について高度な知見を有しています。
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】11月1日からの1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。
受講、配布資料などについて
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
セミナー趣旨
自動車業界では電気自動車へのシフトが進み、再生可能エネルギーで代表的な太陽光発電では太陽光パネルと一緒に蓄電池の普及が進んでいます。そのため、電気自動車や蓄電池などに搭載されるリチウムイオンバッテリは、今後活用する機会が多くなると考えられています。リチウムイオンバッテリはエネルギー密度が高く大容量の電力を蓄電できる一方、過充電もしくは過放電すると発火発煙する危険性があります。そのため、リチウムイオンバッテリを使用する場合は、適切な管理と制御が必要になってきます。本講座では初心者の方でも理解しやすいようにリチウムイオンバッテリの特徴を説明しながら、バッテリマネジメントシステム(BMS)やセルモニターユニット(CMU)について詳しく説明します。そして、バッテリパックの設計手法を設計経験者の立場で説明します。初心者の方でもリチウムイオンバッテリやバッテリマネジメントシステムの基礎技術やバッテリパックの設計手法を習得することができ、貴社製品へのリチウムイオンバッテリの搭載をご検討されている方には大変お勧めです。
受講対象・レベル
・バッテリマネジメントシステムやバッテリパックの設計に関わる技術者、開発チームリーダー・リチウムイオンバッテリやバッテリマネジメントシステムの基礎技術を習得したい技術者・リチウムイオンバッテリを搭載した製品への新規参入を検討している開発マネージャー
習得できる知識
・バッテリマネジメントシステムの構成や機能を基礎から習得することができる・バッテリマネジメントシステムやバッテリパックを設計できる手法を習得することができる・当講座で習得した基礎技術を電動車や蓄電池などのリチウムイオンバッテリを搭載した製品開発に活用することができる
セミナープログラム
1.リチウムイオンバッテリの基礎 1.1 リチウムイオンバッテリの動作原理と特徴 1.2 リチウムイオンバッテリの使用上の注意点 1.3 リチウムイオンバッテリのデータシートの解読方法2.バッテリマネジメントシステムの基礎 2.1 バッテリマネジメントシステムの機能と構成 2.2 センシング セル電圧測定、セル温度測定 2.3 データ制御 充電率(SOC)計測、健全度(SOH)計測 2.4 バッテリ保護 セルバランス制御、充放電制御、フェイルセーフ制御3.バッテリマネジメントシステムの設計手法 3.1 バッテリマネジメントシステムの回路設計 3.2 バッテリ電源とシステム電源の絶縁方法 3.3 バッテリマネジメントシステムの制御シーケンス 3.4 バッテリマネジメントシステムのエラー制御方法4.バッテリパックの設計手法 4.1 バッテリパックの基礎 4.2 バッテリパックの搭載部品の選定方法 4.3 バッテリパックの制御シーケンス 4.4 バッテリパックの筐体設計 4.5 バッテリパックの熱マネジメント 4.6 バッテリパック設計の注意点5. 質疑応答