「稼ぐ自治体」を目指す北海道石狩市の洋上風力発電等 “地産地活”における脱炭素まちづくりの取り組み

加藤 龍幸 石狩市市長 特別招聘

開催日時:2024年05月27日(月)  10:00 - 12:00

セミナー趣旨

石狩市は「稼ぐ自治体」を目指している。人口減少が進む地方自治体にとって、主体的な収入確保は、社会資本、教育、医療、福祉など、市民生活を守ることにほかならないからだ。
脱炭素の文脈で全国的な注目を集める石狩市だが、当市は脱炭素をゴールではなく、目標実現の手段として捉えている。
その中心的な施策が、工業団地「石狩湾新港地域」の100haに100%地域の再エネを供給する「REゾーン」構想。
脱炭素という世界的な付加価値を提供する産業空間として、企業集積を図る。
このように、洋上風力発電など、地域産再エネを地域で活用する"地産地活"で産業振興を図り、マチに賑わいと資本をもたらす。これが石狩市の脱炭素である。

セミナープログラム

1. 「石狩湾新港」と「石狩湾新港地域」
 (1) 石狩市の歴史
 (2) 「石狩湾新港」誕生からの産業的な遷移
   ① 石狩湾新港に集積する産業
   ② FIT登場以降の再エネ急拡大

2. エネルギーと資本を生み出す「洋上風力発電」
 (1) グリーンパワーインベストメントと港湾区域
 (2) 一般海域石狩市沖の現状と可能性
   ① 石狩市沖の概要
   ② 法定協議会と現在地
   ③ サプライチェーン構築への挑戦
   ④ 浮体式の足音

3. 再エネ"地産地活"へ
 (1) 地産地活の根本
 (2) 急伸するデータセンター市場
 (3) エネルギープラットフォームとアグリゲーション

4. 持続可能なまちづくりに向けて
 (1) 注目集まる「厚田マイクログリッドシステム」
 (2) 産業振興と地域課題解決の道筋

セミナー講師

石狩市
市長
加藤 龍幸 氏
<略歴>
1979年 3月 専修大学法学部法律学科卒業
1980年 4月 北海道庁奉職
1986年 6月 国土庁派遣(地域振興局特別地域振興課小笠原振興係長)
1994年10月  空知支庁地方部振興課市町村係長
2001年 4月 石狩市派遣(企画調整部参事)
2003年 6月 企画振興部地域振興室市町村課財政グループ主幹
2007年 6月 石狩市役所奉職(企画財政部理事)
2012年 4月 企画経済部長
2016年 4月 石狩市監査委員
2019年 6月 石狩市長就任

セミナー受講料

1名:33,480円(税込)特典:受講1名につき、同社より1名同行無料(要登録) 

受講について

<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,480円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

電力技術   地球温暖化対策技術   政策・行政

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