医薬品工場の空調設備設計とバリデーション実施のポイント及びトラブル対策
開催日 | 12:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医薬品技術 クリーンルーム 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★空調のバリデーションについての要件やポイント、トラブルとその対応策とは?☆担当者、管理者自身による汚染防止空調システムにより、 ワンランク上の医薬品工場の実現を目指します!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。 【アーカイブ配信:2/3~2/10(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
GMPコンサルタント 上田 栄一郎 氏《専門》GMP、プロジェクトマネージメント、基本設計、設備設計、設備保全《略歴》1973年3月 国立奈良工業高等専門学校 機械工学部 卒業1973年4月 旭化成(株) 入社1973年4月 旭化成エンジニアリング(株) 出向 社内の医薬品工場の計画、設備設計および建設に従事。 その後、社外の医薬品製造工場建設を多数手掛ける。 基本設計から実際の建設におけるプロジェクトマネージメント、 バリデーションの計画、実施をプロジェクト責任者として行う。 CGMP対応工場の実績多数。2017年8月 旭化成エンジニアリング(株) 退社2017年9月 GMPコンサルタント主宰注射製剤、抗生剤、経口剤、原薬、医薬品添加物などの医薬品関連製品のほか、血液透析、ウィルスフィルターなどの医療機器製品などを幅広く手掛ける旭化成グループの中で育まれた技術、経験をベースに、旭化成グループ以外の医薬品製造会社の新規工場建設にも多数携わって来ました。基本設計から詳細設計、建設工事、試運転まで一貫して実施し、建設後の保全まで、まさに医薬品工場の一生を、サポート出来る稀有な知見、経験を有しております。これらの集大成を提供することにより、生きた技術、実践的な技術を本セミナーにて取得が可能となります。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
医薬品製造工場建設プロジェクトにおいて、空調システムは、製品や従業員への汚染や製品の品質低下に直接的に影響を及ぼす、最重要と言っても過言ではない設備です。 また、空調システムは最重要設備でありながら、プロセス設備ではなく支援設備ですので、その位置づけが疑問視される運用もしばしば見受けられます。 また、独立性が高いゆえ、設計・施工が丸投げされ易く、ハード、ソフト両面で検討不足の事例も散見され、多くのシステムで見直しが必要な設備でもあります。 本セミナーでは、重要な設備でありながら支援設備の側面を持つ、空調システムの理解を深めるとともに、空調設備計画を最適化し、有効なバリデーションを行う力を養成することにあります。 そして、担当者、管理者自身による空調システム構築により、ワンランク上の医薬品工場の実現を目指します。
習得できる知識
〇 空調バリデーションの要点〇 設備計画とバリデーションとの関係〇 汚染防止システムとしての空調設備〇 空調設備の維持管理ポイント〇 空調システムのトラブル対策
セミナープログラム
1.GMPでの空調の位置付け
2.GMP空調システムのガイドライン
3.PIC/S対応の空調システムとは
4.空調設備計画 4-1 動線の最適化 4-2 ゾーニング方針 4-3 室圧の差圧管理による清浄度維持 4-4 環境管理一覧表 4-5 クリーンルーム 4-6 アイソレータ
5.GMP空調システムとは 5-1 無菌医薬品の空調 5-2 非無菌医薬品の空調 5-3 バイオ医薬品の空調
6.空調バリデーション 6-1 バリデーション構成 6-2 バリデーションの進め方 URS⇒DQ⇒IQ⇒OQ⇒PQ 6-3 バリデーション対象システム 6-4 適格性の確認
7.空調清浄度の基準
8.空調の測定項目とその必要性 8-1 室圧 8-2 温度 8-3 湿度 8-4 清浄度 8-5 風量
9.空調設備の維持管理 9-1 維持管理のポイント 9-2 バリデーションと維持管理
10.空調システムのトラブル対策 10-1 空調設備計画の失敗例 - 室圧変動対策 - 最終 フィルター 設定位置 ほか 10-2 バリデーションの失敗例 - 室圧の設定不良 - 非定常時のバリデーション (起動/停止時) 10-3 維持管理の失敗例 - 維持管理支援システムの誤用 - 建屋シール性の保全
【質疑応答】