基礎知識から押さえる経皮吸収の考え方と評価技術~試験条件の設定から解析・その評価まで~<会場開催セミナー>
開催日 | 13:00 ~ 16:30 |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化粧品・医薬部外品技術 医薬品技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
医薬品・化粧品開発に携わっている方必見「経皮吸収」の全てが分かる基礎セミナー開催 皮膚の構造や経皮吸収に影響を与える要因など基礎知識から解説、In vitro/In vivoにおける試験条件の設定進め方、さらにはその解析と評価まで丸ごと網羅!
セミナー講師
日光ケミカルズ株式会社 中央研究所薬剤開発部 部長 吉田 大介 氏
■ご経歴2001年 三笠製薬株式会社2008年 ニッコールグループ株式会社コスモステクニカルセンター2017年 ニッコールグループ株式会社ニコダームリサーチ2022年 ニッコールグループ日光ケミカルズ株式会社(現)■ご専門および得意な分野・ご研究製剤、経皮吸収■本テーマ関連学協会での活動日本薬剤学会経皮投与製剤FG執行部(2020~2021年度)製剤機械技術学会 半固形製剤分科会 委員(2023年度~)日本薬剤学会 代議員(2024年度~)
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
セミナー趣旨
有効成分の経皮吸収性は基剤と皮膚の状態に大きく依存するため、成分や基剤の物理化学的特性、皮膚の構造を理解しなければならない。また、試験法や試験ツールもいろいろ存在するため、製品の開発段階や目的にあった試験条件の設定が重要となる。本セミナーでは、経皮吸収の第一歩として基礎を学びたい方に、経皮吸収の考え方や評価法について、写真や動画も使いわかりやすく解説する。
習得できる知識
・経皮吸収の基礎・経皮吸収の必要性・経皮吸収の実験と解析方法・三次元皮膚モデルを用いた評価法
セミナープログラム
1 はじめに 1-1 経皮吸収とは 1-2 経皮吸収技術・評価の必要性 1-3 医薬品外用剤と化粧品の違い2 経皮吸収の基礎 2-1 皮膚の構造 2-2 成分の経皮吸収経路 2-3 経皮吸収の評価指標 2-4 経皮吸収の評価パラメータ 2-5 皮膚透過速度と皮膚中濃度 2-6 経皮吸収に影響を与える要因 ・薬物物性 ・皮膚状態 ・吸収促進剤 ・外部エネルギーを利用した皮膚透過促進 ・基材の影響 ・活量の概念 ・活量を考えた製剤設計の例3 In vitroにおける経皮吸収試験・評価 3-1 一般的な経皮吸収評価の流れ 3-1-1 試験条件の設定 ・皮膚膜の選択 ・レシーバー液の選択 ・適用方法 3-1-2 試験実施 ・フランツセルへの設置 ・レシーバー液のサンプリング 3-1-3 測定 ・定量と観察 3-1-4 解析 ・累積透過量の算出方法 ・透過パラメータ算出 ・累積透過量・皮膚中量から得る情報 3-2 皮膚モデルを用いた評価の流れ・評価例 3-3 ヒト摘出皮膚を用いた評価の流れ・評価例 3-4 皮膚モデルとヒト摘出皮膚の違い 3-5 イメージング評価 ・蛍光物質を用いた評価とその注意点 ・リポソームを用いた浸透評価例 ・分析機器を用いた評価4 In vivo(ヒト・動物)における経皮吸収試験・評価 4-1 血中濃度測定による評価 4-2 テープストリッピングによる評価5 さいごに 5-1 海外ガイドラインの比較
※途中、小休憩を挟みます。
■講演中のキーワード経皮吸収、三次元皮膚モデル、ヒト摘出皮膚