陸上養殖において発生しやすい疾病と対応策~リスク、対策、関係法令、今後の展望~

41,800 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 水産技術   企業法務
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

・陸上養殖への新規参入にあたり、魚病対策についての不安・課題はありませんか? ・防疫対策や効果的な治療法から、関係する法令、対策の展望まで、専門家が詳しく解説します!

セミナー講師

 水産研究・教育機構(宮古庁舎)水産技術研究所 管理部門 特任部長 獣医学博士    湯浅 啓 氏

■ご学歴1996年3月  日本獣医畜産大学獣医学部 獣医学博士課程修了■ご職歴1996年4月~ (株)国際水産技術開発1996年9月~ 国際協力機構(JICA)専門家(魚病分野)2004年3月~ 水産総合研究センター(=水産研究・教育機構)病害防除部         魚病診断・研修センター 主任研究員2009年4月~ 同センター病害防除部魚病診断・研修センター グループ長2019年4月~ 農林水産省畜水産安全管理課水産安全室 課長補佐2021年4月~ 水産・研究教育機構病理部診断グループ 主幹研究員2022年4月~ 同機構水産技術研究所生産技術部 主幹研究員2023年4月~ 同研究所企画調整部門 特任部長2024年4月~ 同研究所管理部門 特任部長

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  魚病被害の軽減は魚類養殖における利益確保のための必要不可欠な要因であり、特に陸上養殖においては、飼育環境が閉鎖的であるが故に大変重要になります。すなわち、閉鎖環境では一度病原体が侵入するとその被害は拡大しますが、一方で防疫や治療による対策の効果も高くなります。  本セミナーでは陸上養殖で必要となる防疫対策や効果的な治療法、過去に陸上養殖で発生した疾病と対策の具体例について紹介するとともに、関係する法令や陸上養殖における魚病対策の展望について触れます。

受講対象・レベル

・陸上養殖の導入を検討中の方・導入にあたり、疾病のリスクや対策について知りたい方・陸上養殖に取り組んでいらっしゃり、疾病に関する課題をお持ちの方など

習得できる知識

・陸上養殖において発生しやすい疾病と対応策について理解できる・陸上養殖の導入の際に、疾病のリスク等についても理解した上で検討するための情報を得られるなど

セミナープログラム

1. 各養殖形態における魚病対策の観点から見たメリット・デメリット 1.1 陸上養殖と海面養殖との比較 1.2 陸上養殖のかけ流し式、半循環式、閉鎖循環式での比較2. 陸上養殖で必須となる防疫対策 2.1 病原体フリー親魚の管理 2.2 受精卵消毒による垂直感染防止 2.3 飼育水と施設の殺菌消毒 2.4 施設のゾーニングとバイオセキュリティ3. 陸上養殖で効果のある治療・予防法   3.1 水槽替えによる寄生虫病対策 3.2 飼育水の水質(水温、塩分濃度、pH)の調整による外部寄生性病原体対策 3.3 薬剤による治療 3.4 ワクチンによる予防4. 魚病対策を行う上で知っておくべき法律について 4.1 薬機法について(抗菌剤の使用に関する部分の解説) 4.2 水産用医薬品の使用基準について 4.3 持続的養殖生産確保法と水産資源保護法について5. 陸上養殖における魚病対策の課題や展望について 5.1 魚病対策のための環境条件(水温、塩分濃度、pH)の整理 5.2 各種疾病に対するワクチン開発(特にサケ・マス類の疾病について) 5.3 昇温治療での最適水温プログラムの確認 5.4 疾病対策としての環境細菌によるバイオコントロールの試み