沈降・凝集、濾過・膜濾過、遠心分離、圧搾・脱水、浮上分離…etc.
各種固液分離操作の基本原理とメカニズム、試験方法、評価方法、実際の装置などについて解説
受講可能な形式:【Live配信】のみ
■本セミナーでは、固液分離操作の根幹を成す沈降と濾過を中心に展開し、その他遠心分離や圧搾も含め、各操作の基本原理とメカニズム、試験方法、基礎理論とこれに基づくデータ解析・評価方法、実際の装置などについて解説します。
セミナー趣旨
セミナー内容は固液分離操作の根幹を成す沈降と濾過を中心に展開し、その他遠心分離や圧搾も含め、各操作の基本原理とメカニズム、試験方法、基礎理論とこれに基づくデータ解析・評価方法、実際の装置などを紹介します。本セミナーは固液分離に関する基礎の習得はもとより、装置の設計や選定、プロセス設計、スケールアップを図る上で有益な知見の習得にもつながるので、これから固液分離に従事される新入社員の方や固液分離を専門に扱ってこられた技術者の方など、関連分野の皆様方にご来聴いただきたいと思います。
受講対象・レベル
これから固液分離の仕事に携わろうとしている方から、現在固液分離の仕事を専門に行っている研究・開発・生産・品質保証部門の技術スタッフの方まで幅広く募集します。初心者・新入社員も歓迎します。
習得できる知識
・各種固液分離の基礎的な原理・特徴・理論
・各種固液分離の実験方法とデータ解析・評価方法
・各種固液分離のプロセス設計・スケールアップの要点
・各種固液分離の実験装置と産業装置
・各種固液分離の応用分野、適用事例
セミナープログラム
1.1 固液分離技術の種類と特徴
1.2 固液分離技術の適用分野
1.2.1 水処理分野への応用事例
1.2.2 食品・醸造分野への応用事例
2.沈降・凝集
2.1 沈降の種類
2.2 沈降の基礎理論
2.2.1 単一粒子の沈降
2.2.2 粒子群の沈降
2.3 界面の沈降
2.3.1 回分沈降試験方法
2.3.2 沈降過程の評価方法
2.4 凝集操作
2.4.1 凝集のメカニズム
2.4.2 凝集現象とDLVO理論
2.4.3 凝集剤の種類と特徴
2.4.4 凝集試験方法
3.濾過・膜濾過
3.1 ケーク濾過
3.1.1 濾過の種類と特徴
3.1.2 ケーク濾過のメカニズム
3.1.3 定圧濾過理論
3.1.4 定速濾過理論
3.1.5 濾過試験および解析方法
3.1.6 濾過ケーク層の評価方法
3.1.7 沈降や閉塞を伴うケーク濾過
3.2 閉塞濾過
3.2.1 閉塞濾過のメカニズム
3.2.2 閉塞濾過モデル
3.2.3 閉塞濾過の評価方法
3.3 膜濾過
3.3.1 膜の種類と分離性能
3.3.2 膜の性能評価方法
3.3.3 コロイドの膜濾過特性
3.4 ダイナミック濾過と助剤濾過
3.4.1 ダイナミック濾過のメカニズム
3.4.2 クロスフロー濾過
3.4.3 回転を利用したダイナミック濾過
3.4.4 振動を利用したダイナミック濾過
3.4.5 周期逆洗を利用した濾過
3.4.6 濾過助剤を利用した濾過
4.遠心分離
4.1 遠心分離の原理と分類
4.2 遠心分離装置
4.3 遠心沈降過程の評価
4.4 遠心濾過過程の評価
5.圧搾・脱水
5.1 圧搾・脱水の原理と装置
5.2 圧搾・脱水過程の評価
6.浮上分離
6.1 浮上分離の原理と分類
6.2 浮上分離装置
7.固液分離装置の分類と選定
□ 質疑応答 □
セミナー講師
【略歴】
1993年3月 名古屋大学 工学部 化学工学科 卒業
1995年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 博士課程前期課程 修了
1998年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 分子化学工学専攻 博士課程後期課程 修了
同 博士(工学)取得
1998年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 分子化学工学専攻 助手
2002年1月 名古屋大学 大学院工学研究科 分子化学工学専攻 講師
2005年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 化学・生物工学専攻 助教授(2007年4月より准教授に呼称変更)
2017年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 准教授
【学会等での活動】
世界濾過工学会 日本会 役員
化学工学会 東海支部 常任幹事
日本繊維機械学会 ジャーナル編集委員会 副委員長
日本繊維機械学会 東海支部 副支部長
セミナー受講料
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※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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1名申込み: 受講料 41,800円(E-Mail案内登録価格 39,820円 )
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配布資料
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