★カーボンナノチューブの分散技術や最新の研究動向を分かりやすく解説!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:2/25~3/11(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
カーボンナノチューブ(CNT)は、その卓越した機械的・電気的特性から、エレクトロニクスやエネルギー、複合材料など多岐にわたる分野で活用が期待されています。本講演では、まずCNTの基本特性とその利点について簡単に説明した後、CNTを加工する際に重要な中間状態である「分散液」と、それを基に形成される薄膜、繊維、複合材料の製造方法や特性について解説します。さらに、電子デバイスやエネルギー貯蔵デバイスなど具体的な応用例を取り上げ、機械学習を活用した最新の研究開発動向にも触れます。CNTの応用可能性を探り、新しい技術開発のヒントを提供することを目的としています。
受講対象・レベル
・カーボンナノチューブに興味がある方
・カーボンナノチューブを使った研究開発を始めたい方
・カーボンナノチューブの分散や成膜にお困りの方
習得できる知識
・カーボンナノチューブの基礎知識
・カーボンナノチューブ分散液の作製・評価に関する基礎・応用知識
・カーボンナノチューブの加工に関する基礎・応用知識
・カーボンナノチューブの研究開発に関する最新動向
セミナープログラム
1.カーボンナノチューブ(CNT)
1-1 CNTとは?
1-2 CNT構造と種類
1-3 単層(SW)CNT
1-4 多層(MW)CNT
1-5 CNTの合成技術
2.CNT加工技術
2-1 CNT加工技術と課題
2-2 乾式プロセス
2-3 湿式プロセス
3.CNT分散液
3-1 CNT分散液の基礎
3-2 分散剤の役割と種類
3-3 CNT分散液の作製法と特徴
3-4 様々なCNT分散液とその応用
4.CNT薄膜
4-1 CNT薄膜の基礎
4-2 CNT薄膜の作製手法と特徴
4-3 CNT薄膜の応用:透明導電膜
4-4 CNT薄膜の応用:電子デバイス
4-5 CNT薄膜の応用:その他
5.CNT研究の最新動向
5-1 CNT分散
5-2 CNT薄膜
5-3 CNT用途開発
5-4 CNTと人工知能(AI)
キーワード:
導電性,グラフェン,カーボンナノチューブ,フィラー
セミナー講師
(国研)産業技術総合研究所 ナノカーボンデバイス研究センター
主任研究員 博士(学術) 神徳 啓邦 氏
【専門】
ナノカーボン材料、分散・成膜、機械学習、超分子化学
【略歴】
2010年 熊本大学大学院 自然科学研究科 博士課程 修了
2010~11年 日本学術振興会 特別研究員
2011~15年 文科省地域イノベーションプログラム 招聘研究員
2015年~ 産業技術総合研究所
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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受講について
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