エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方
開催日 | 13:00 ~ 17:00 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 化学反応・プロセス 複合材料・界面技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★さまざまな硬化剤との反応機構を捕らえることで、 硬化物の良い物性を得るための基礎的な考え方を示す! ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。セミナー修了後、受講者のみご覧いただける1週間期間限定のアーカイブ配信を予定しております。
セミナー講師
東京工業大学 物質理工学院 応用化学系 教授 久保内 昌敏 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
エポキシ樹脂は、接着性や絶縁特性など非常に高いパフォーマンスを持つが、 エポキシ主鎖の化学構造および選択する硬化剤や副資材によって、その物性は大きく異なる。 ここでは、エポキシ樹脂(主鎖)の化学構造を理解し、さまざまな硬化剤との反応機構を捕らえることで、 硬化物の良い物性を得るための基礎的な考え方を示す. 加えて、副資材の一つで大きく物性を変えることのできるフィラーの使い方と、熱衝撃試験による 耐クラック性解析により、硬化物の物性評価に関する方法論を紹介する。
セミナープログラム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第1部 エポキシ樹脂の化学構造と特徴ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.エポキシ樹脂硬化物の高分子構造 1-1 熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂 1-2 エポキシ樹脂硬化物の分子構造 1-3 エポキシ環の反応性とその特徴2.ビスフェノール型エポキシ樹脂の構造と特徴 2-1 ビスフェノールA型樹脂の特徴と用途 2-2 ビスフェノールA型樹脂の原料と合成 2-3 ビスフェノール型のバリエーション ・ビスフェノールF型樹脂 ・臭素化ビスフェノール樹脂3.ノボラック型エポキシ樹脂の構造と特徴 3-1 フェノールノボラック型/クレゾールノボラック型 3-2 ノボラック型エポキシ樹脂のバリエーション4.その他のエポキシ樹脂 4-1 環状脂環式,グリシジルエステル,グリシジルアミン,複素環式 4-2 ビフェニル型,多環芳香族,水添脂環式ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第2部 主な硬化剤と硬化メカニズムの基礎ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1.硬化剤と活性水素 1-1 硬化剤の種類 1-2 活性水素2.アミン系硬化剤との反応 2-1 アミン系硬化剤との反応 2-2 アミン系硬化剤の種類 2-3 ポリチオール硬化剤3.酸無水物系硬化剤およびフェノール硬化剤との反応 3-1 酸無水物硬化剤との反応 3-2 酸無水物硬化剤の種類 3-3 フェノール系硬化剤の種類と反応4.その他の硬化剤 4-1 触媒硬化 ・イミダゾール ・その他触媒硬化 4-2 潜在硬化 ・DICY ・光硬化ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第3部 副資材とその効果ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.副資材の種類と特徴 1-1 充填材の種類と特徴 1-2 フィラーの用途2.フィラーを充填したエポキシ樹脂の機械的特性 2-1 弾性率,強度 2-2 破壊靱性 2-3 ハイブリッド充填ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第4部 エポキシ樹脂の耐熱衝撃性の評価方法ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1.熱衝撃とは 1-1 熱衝撃と内部応力 1-2 パッケージクラックとその改善2.熱衝撃試験方法 2-1 試験方法 2-2 耐クラック性の定量的評価 2-3 熱衝撃特性に及ぼす水分の影響3.フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐熱衝撃性評価 3-1 硬質フィラーを充填したエポキシ樹脂の耐熱衝撃性 3-2 軟質フィラーの効果とハイブリッド充填 3-3 高いアスペクト比を持つフィラーの耐熱衝撃性
キーワード:epoxy, 架橋, 硬化, 熱衝撃, フィラー, オンライン, WEBセミナー