これができれば、塗装トラブルやクレームを未然に防げる!【個別相談付き】
開催日 | 10:00 ~ 17:00 |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 塗装・コーティング 生産工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したオンライン講座 |
~ 塗装劣化のメカニズム、塗装の状態を解析して塗装不具合を未然防止 ~
業種ごとの塗装トラブル対策、8つの具体事例の演習を通して、明日から現場で実践できるポイントを詳しく解説!講師との個別相談で自社の問題やトラブルを解決できる!
※申込期限2025年1月17日(金)
セミナー講師
向原 文典 氏向原技術士事務所 代表技術士(金属部門)
セミナー受講料
43,000円(消費税込)
セミナー趣旨
塗装不具合によるトラブルやクレームで苦労している品質技術者は少なくありません。塗装が劣化してしまう現象を止めることはできませんが、塗装が劣化するメカニズムを理解し、塗装の状態を正しく解析することにより、塗装不具合を未然に防ぐことは可能です。つまり、塗装トラブルやクレームが発生する前に適切な対策を打つことが重要なのです。
本セミナーでは、塗装解析の専門家であり経験豊富な講師が、塗装劣化のメカニズム、塗装の役割や方法、塗装評価試験、塗膜解析などについて詳しく解説します。また、自動車、電子機器、建築など様々な産業分野での具体的なトラブル対策も解説します。さらに、塗装の不具合解析事例を紹介しながら演習も行います。そして、自社の問題やトラブルを他の受講生に聞かれることなく、講師と1対1で個別相談できます。
本セミナーを受講することで、塗装劣化メカニズムを理解して、塗装評価や解析方法を習得し、演習を通して実践的な技術を学ぶことができます。そして、現場ですぐに塗装トラブルやクレームを未然に防ぐ活動をスタートできます。
セミナープログラム
- 1.塗装劣化とメカニズム
- (1)塗膜欠陥部の腐食と接着劣化機構
- (2)塗膜健全部の接着劣化機構
- (3)塗膜表面部の紫外線劣化機構
- (4)塗膜の酸化劣化機構
- (5)塗膜の環境応力亀裂機構
- (6)塗膜のクリープ劣化機構
- 2.塗装の果たす役割と限界
- (1)防食性能
- (2)絶縁性能
- (3)装飾性能(美観性)
- (4)その他性能(防汚、防火、遮熱、耐摩耗、結露防止等)
- 3.各産業分野での塗装適用例とトラブル対策
- (1)自動車・車両・船舶分野
- (2)機械分野
- (3)電気・電子機器分野
- (4)建築分野
- (5)土木分野
- 4.塗装方法
- (1)塗装材料(樹脂、顔料、添加剤、溶解性パラメーター等)
- (2)表面処理方法(除錆、化成処理、プライマー等)
- (3)塗装方法 (スプレー、刷毛・ローラー、電着、静電粉体、流動浸漬、ダイ式等)
- 5.塗装評価試験
- (1)密着性試験(碁盤目試験、垂直引張強度試験、90度剥離強度試験等)
- (2)耐食性試験(塩水噴霧試験、複合サイクル試験、陰極剥離試験等)
- (3)耐熱性試験
- (4)促進耐候性試験 (サンシャイン試験、キセノン試験、メタルハライド試験等)
- (5)接着耐久性試験(温度勾配試験、温度差固定式耐湿性試験等)
- (6)環境応力亀裂抵抗性試験
- (7)クリープ試験、針入度試験
- (8)その他(色差、光沢度、絶縁抵抗性試験、摩耗試験、衝撃試験等)
- 6.塗装調査・解析方法
- (1)塗膜断面観察、表面観察
- (2)塗膜分析(FTIR、X 線回折、SEM-EDX、DSC、TMA 等)
- (3)塗膜解析
- (4)電気化学測定(塗膜下腐食)
- (5)報告まとめ
- 7.塗装の不具合解析事例(演習)
- (1)内面塗装の使用時ふくれ発生の不具合
- (2)外面塗装の使用時接着不良の不具合
- (3)外面塗装の使用時変色の不具合
- (4)外面塗装の使用時塗装剥がれの不具合
- (5)屋外での使用時塗装屋根変形の不具合
- (6)海洋浸漬での使用時被覆剥離の不具合
- (7)駐車時の車塗装剥離の不具合
- (8)塗装屋根の使用時ふくれ発生の不具合
- 8.個別相談(希望者のみ)
- 他の受講生に聞かれることなく講師と1対1でアドバイスを受けることが できます