LCA(ライフサイクルアセスメント)から見たCFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築
開催日 | 13:30 ~ 16:30 |
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主催者 | シーエムシー・リサーチ |
キーワード | 炭素系素材 高分子・樹脂材料 LCA |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
平野 康雄 氏 神戸技術オフィス 代表 Ph.D.(工学博士)
【講師経歴】 1979年 大阪大学 理学部 高分子学科 卒業 1981年 大阪大学大学院 工学研究科 石油化学専攻 修士課程 修了 1988年 デラウェア大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士課程 修了 1981年~1991年 宇部興産㈱にて機能性プラスチック・繊維強化プラスチックの開発に従事 1992年~2017年 ㈱神戸製鋼所にて機能性プラスチック・繊維強化プラスチック・プラスチック関連機械・機能性鋼板の開発に従事 2017年~2021年 ㈱アントレポにてプラスチック関連の技術支援に従事 2019年~現在 神戸技術オフィスにて化学・プラスチック関連の技術開発支援、技術・市場動向調査、技術教育に従事
セミナー受講料
44,000円(税込)* 資料・見逃し配信付*メルマガ登録者 39,600円(税込)*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。 → https://zoom.us/test
- 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
【見逃し配信】
- 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
- 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
- ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
- 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
- 視聴期間はウェビナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。 ex)8/2(金)開催→8/9(金)までに配信開始→8/16(金)まで視聴可能
※ お申込みいただいたメールアドレスに、視聴用URL・パスワードを送付します。 配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は弊社までご連絡ください。※ 配信は準備ができ次第行いますので、開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。 上記例の場合、8/6(火)から開始となっても8/16まで視聴可能です。※ 原則、配信期間の延長はいたしません。 ただし、GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合は、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。※ 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合でも、当該ウェビナーの価格に変更はありません。 お詫びといたしまして、次回弊社セミナー/ウェビナーをお申し込みの際、5%割引させていただきます。(メルマガ会員価格でもその価格からさらに5%引)
セミナー趣旨
CFRPは風力発電、航空宇宙、圧力容器、自動車分野を中心に市場拡大が進んできた。いずれの分野においてもカーボンニュートラルに向けた世界的な動きの中でサステナビリティへの対応が求められており、CFRPの貢献が期待されていると言える。
CFRPはその軽量高強度の特性を活かし、航空機、自動車等の輸送用機器の燃費向上に寄与している。また、要求が高まっている温室効果ガス排出量の削減についても軽量化を通した役割が期待されている。
カーボンニュートラル実現への柱でもある再生可能エネルギー・水素エネルギーの活用においても、CFRPは風力発電機の大型化、燃料電池車に搭載される水素容器への適用を通して、貢献している。
一方、CFRPによるサステナビリティへの対応においては、CFRPの製造から使用に伴う温室効果ガス排出量の削減についてライフサイクル全体を通した評価が求められるようになってきている。現状、CFRPはその使用によりCO削減効果が期待できる反面、製造時のCO2排出量が他材料に比べて多く、カーボンニュートラルの面では課題も残されている。また使用後のCFRPはこれまで埋立て処分がなされてきたが、CO2排出量削減および資源循環の観点からも、リサイクルが更なる市場拡大の課題となっている。
本セミナーでは、ビジネス展開の鍵ともなっているサステナビリティへの貢献に注目しつつ、LCA(ライフサイクルアセスメント)から見たCFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築の取り組みについて紹介したい。
受講対象・レベル
材料開発やCFRPを用いた製品設計に携わる方 市場開発に携わる方
習得できる知識
CFRPを取り巻く環境とその変化 CFRPの市場および業界の動向 CFRPの技術開発動向
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. CFRPを取り巻く環境 1.1. カーボンニュートラルへの動き 1.2. CFRP 需要分野における環境対応 2. CFRPサプライチェーンの動向 2.1. 素材メーカー(炭素繊維) 2.2. 素材メーカー(プラスチック) 2.3. 中間材料メーカー 2.4. 成形・加工メーカー 3. CFRP主要需要分野の動向 3.1. 風力発電 3.2. 航空宇宙 3.3. 圧力容器 3.4. 自動車 4. リサイクル 4.1. リサイクルのニーズ 4.2. サプライチェーンの取り組み状況 4.3. 技術開発動向 4.4. 市場動向 5. CFRPのライフサイクルアセスメント 5.1. CFRPの製造に関わるCO2排出量 5.2. サプライチェーンCO2排出量から見たCFRP 5.3. LCAからみたCFRPのリサイクル 6. カーボンニュートラルへの動きとCFRPの用途展開 7. まとめと今後の課題