バッテリマネジメント、及びセルバランス技術の基礎と応用
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | シーエムシー・リサーチ |
キーワード | 制御・システム 電気・電子技術 電気化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
セミナー講師
鵜野 将年 氏 茨城大学 工学部 電気電子工学科 准教授
【講師経歴】 1979年7月5日生。 2004年3月 同志社大学大学院 工学研究科 電気工学専攻修了。 2004年4月 宇宙航空研究開発機構に入所、宇宙機電源システムの研究開発に従事。 2012年3月 総合研究大学院大学 物理科学研究科博士後期過程修了。 2014年10月より茨城大学 工学部 電気電子工学科 准教授、現在に至る。 主として再生エネルギーシステム用パワーエレクトロニクスに関する研究開発に従事。
【活 動】 蓄電池、太陽光発電、宇宙機電源システム用途のパワーエレクトロニクスに関する研究開発に従事。電気学会、電子情報通信学科、IEEE 所属
セミナー受講料
55,000円(税込)* 資料付*メルマガ登録者 49,500円(税込)*アカデミック価格 26,400円(税込)
★メルマガ会員特典2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
★ アカデミック価格学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。 → https://zoom.us/test
- 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■ お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
セミナー趣旨
再生エネルギーや電動車両の普及に伴いリチウムイオン二次電池や電気二重層キャパシタ等の蓄電源の利用が急速に拡大している。用途に応じて複数の蓄電セルを直列に接続しバッテリを構成して使用するが、バッテリを長期に渡り安全に使用するためには各セルを適切に管理する必要がある。そのためにはバッテリマネジメント技術が必要不可欠であり、その中でも特に重要となるのがセルバランス技術である。蓄電システムでは各セルの固体差に起因してセル電圧にアンバランスが生じるが、これはセルの過充電や過放電のみならず蓄電システム全体としての早期劣化や利用可能エネルギーの低下といった各種の悪影響を及ぼす。このアンバランスを解消するのがセルバランス技術であり、近年では蓄電源の利用拡大に伴い盛んな研究開発が行われている。本セミナーではバッテリマネジメントならびにセルバランス技術について解説する。
受講対象・レベル
蓄電池システムの研究開発に従事する技術者
習得できる知識
リチウムイオンバッテリの基礎特性、バッテリマネジメントならびにセルバランスの基礎知識
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.背景(1)蓄電池の用途拡大に伴う課題(2)リチウムイオン電池と電気二重層キャパシタの特性 2.バッテリを使用する際の課題(1)過充電と過放電(2)過大電流(3)温度管理(4)セルアンバランス(5)充電状態推定 3.バッテリマネジメントシステムの役割(1)充電制御(定電流-定電圧充電)(2)電圧監視(3)電流・電圧保護(過大電流、過充電・過放電)(4)温度管理(5)充電状態推定 4.バッテリマネジメントシステムの構成 5.セルバランスの概念(1)受動方式(損失型)(2)能動方式(非損失型) 6.受動方式のセルバランス回路 7.能動方式のセルバランス回路(1)隣接セル間バランス(2)ストリング-セル間バランス(3)セル選択方式(ストリング-セル間)(4)セル選択方式(中間貯蔵方式) 8.まとめ(1)各種セルバランス方式の長所と短所、用途(2)大規模システムにおけるバランス回路