プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向

44,000 円(税込)

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開催日 13:30 ~ 16:30 
主催者 シーエムシー・リサーチ
キーワード 高分子・樹脂材料   省資源   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

セミナー講師

室井 髙城 氏  アイシーラボ代表

 【講師経歴】 1968年 福島高専工業化学科 卒業後, 住友金属鉱山㈱ 入社 1969年 エヌ・イーケムキャット㈱ 出向 1982年 Engelhard プロセスのライセンシング カスタム触媒グループリーダー 1998年 化学触媒事業部長 2002年 事業開発部長(燃料電池・ポリオレフィン触媒) 2003年 執行役員 事業開発担当 2005年 執行役員 化学触媒担当 2006年 触媒学会 副会長、早稲田大学 招聘研究員 2007年 エヌ・イーケムキャット 常勤顧問、神奈川大学 非常勤講師 2008年 アイシーラボ設立、BASF ジャパン 主席顧問 2009年 日本ガス合成 執行役員 2014年 NEDO 戦略センター 環境・化学ユニット 客員フェロー

[表 彰] 2005年 触媒学会 功績賞

[著 書] 2003年「工業貴金属触媒」JITE社 2008年「工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ」S&T社 2010年「エネルギー触媒技術」監修 S&T社 2013年「新しいプロピレン製造プロセス」監修 S&T出版 2013年「工業触媒の最新動向」シーエムシー出版 2013年「シェールガス・オイル革命の石油化学への影響」S&T出版 2014年「シェールガス革命“第二の衝撃”日刊工業新聞社 2019年「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2019」シーエムシー・リサーチ 2020年「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2020」シーエムシー・リサーチ 2020年「廃プラスチック問題の現状および解決のための最新技術と展望」共著, シーエムシー・リサーチ 2021年「触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術 2021」シーエムシー・リサーチ 2021年「プラスチックリサイクル-世界の規制と対策・要素技術開発の動向と市場展望」共著, サイエンス&テクノロジー 2022年「カーボンニュートラルを目指す最新の触媒技術」監修, シーエムシー・リサーチ 2022年「カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品」シーエムシー・リサーチ 2023年「グリーン燃料とグリーン化学品製造―技術開発動向とコストー」サイエンス&テクノロジー

セミナー受講料

44,000円(税込)* 資料付・見逃し配信付*メルマガ登録者 39,600円(税込)*アカデミック価格 26,400円(税込)

★メルマガ会員特典2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。

★ アカデミック価格学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。

受講について

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。 → https://zoom.us/test
  • 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
  • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
  • お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
  • ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
  • 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。

■ お申し込み後の流れ

  • 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
  • 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
  • セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
  • 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
  • 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。

【見逃し配信】

  • 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
  • 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
  • ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
  • 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
  • 視聴期間はウェビナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。 ex)8/2(金)開催→8/9(金)までに配信開始→8/16(金)まで視聴可能

※ お申込みいただいたメールアドレスに、視聴用URL・パスワードを送付します。 配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は弊社までご連絡ください。※ 配信は準備ができ次第行いますので、開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。 上記例の場合、8/6(火)から開始となっても8/16まで視聴可能です。※ 原則、配信期間の延長はいたしません。 ただし、GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合は、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。※ 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合でも、当該ウェビナーの価格に変更はありません。 お詫びといたしまして、次回弊社セミナー/ウェビナーをお申し込みの際、5%割引させていただきます。(メルマガ会員価格でもその価格からさらに5%引)

セミナー趣旨

 プラスチックのリサイクルが動き出した。特にケミカルリサイクルが具体化してきた。廃プラスチックは燃やさない、埋め立て無いが原則である。PETボトルはボトルtoボトルのリサイクルが進んできたが、ポリエチレンやポリプロピレンは未だリサイクルされていない。欧米では液化してナフサとしてクラッカーでエチレン、プロピレンとしての回収が始まった。又、廃プラを直接接触分解して軽質オレフィンとして回収する技術も開発されている。食品残渣などの夾雑した廃プラを含む都市ゴミはガス化してメタノールやエタノール、更に、SAF(航空燃料)の製造も行われるようになってきた。これらのケミカルリサイクルプロセスには、工業触媒が重要な役割を果たしている。欧米を含むプラスチックのケミカルリサイクル技術の最新動向を紹介すると同時に、今後の日本でのプラスチックリサイクルビジネスの可能性についても言及する。

受講対象・レベル

 プラスチックのリサイクルに興味を持っている技術者 プラスチックのケミカルリサイクルビジネスに興味のある人

習得できる知識

 1) 世界及び日本の廃プラ対策 2) 廃プラの分別技術 3) 廃プラのケミカルリサイクル技術 4) 都市ゴミの有効利用

セミナープログラム

※ 適宜休憩が入ります。

1. プラスチックリサイクルの現状 1.1 海外の廃プラスチックの規制動向 1.2 日本の廃プラスチック規制  2. プラスチックのリサイクル 2.1 廃プラの分別技術 (Tomura, プラニック, etc.) 2.2 プラスチックのダウンサイクル 2.3 プラスチックの水平リサイクル    PEボトルtoボトル(EREMA),    ポリプロピレン(PureCycle),    ポリスチレン(Agilyx) 2.4 プラスチックのケミカルリサイクル    ポリスチレン, MMA, ナイロン, ポリ乳酸 2.5  PETのケミカルリサイクル    ボトルtoボトル, 繊維to繊維    PETの解重合によるケミカルリサイクル 2.6 フィルムの脱インキ 2.7 廃タイヤのリサイクル  3. 廃プラスチックの熱分解試験方法   パイロライザー  4. 廃プラの液化 4.1 廃プラから燃料油の合成 4.2 廃プラ分解油から塩素. 硫黄除去 4.3 廃プラからナフサの製造 4.4 海外化学会社動向    BASF, Dow, Shell, LyondellBasell, インドラマ(タイ), SK(韓国) 4.5 日本のケミカルリサイクル動向    化学会社動向(三菱ケミカル G, 三井化学, 出光興産, 住友化学, etc.)  5. 廃プラから化学品の合成   軽質オレフィン, 芳香族の製造  6. 廃プラのガス化 6.1 廃プラのガス化による合成ガスの製造 6.2 廃プラ合成ガスの精製 6.3 廃プラ合成ガスから水素の製造 6.4 廃プラ合成ガスからアンモニアの合成 6.5 廃プラ合成ガスから燃料の合成    メタン, ガソリン, ディーゼル燃料 6.6 廃プラ合成ガスから化学品の合成    メタノール, エタノール, エチレンの合成    Enerkem, LanzaTech, 積水化学 6.7 廃プラ含有都市ごみから航空燃料の製造    Fulcrum, LanzaJet, Shell  7. 廃プラのケミカルリサイクルビジネスの展望 7.1 都市ごみ焼却との組み合わせ 7.2 廃プラケミカルリサイクルビジネスの展望