ウレタン材料全般の基礎知識に始まり、ウレタン原料の分析方法や化学構造の解析、難溶解性の架橋ウレタンの分析方法等に至るまで、長年の経験を基に解説いたします! 

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    セミナー趣旨

      ウレタン材料は自動車・電子材料・塗料・接着剤など多方面に使用されており、ウレタン材料を使いこなすためには、その化学構造を詳細に知ることが重要である。化学構造を分析するための基本となる構成成分(イソシアネート・ポリオール・副資材)の概要、ならびにそれぞれに適した詳細な分析方法を紹介する。さらに最終製品であるフォームのような架橋構造を有するウレタン材料はそのまま直接分析することは極めて難しいため、分解などの前処理技術が重要であり、どんな材料にも適応可能な化学分解法を中心として、長年の経験を交えながら、最適な分析方法を選択できるように解説する。ウレタン材料の分析に携わる方に必須の内容である。

    受講対象・レベル

    ・初級から中級者向け。
    ・これからウレタン材料を分析しようとされる方
    ・これまでに分析したが上手くいかなかった経験をお持ちの方
    ・これからウレタン材料を使用する方
    ・ウレタン材料に関わる多方面の方々
    ※上記以外のご担当者様も大歓迎です。

    必要な予備知識

    この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

    習得できる知識

    ・ウレタンの材料全般に関する基礎知識(原料や製品の種類と特性)
    ・ウレタン材料の原材料の分析法とその化学構造の解析法
    ・難溶解性の架橋ウレタンの分析法(万能な化学分解法を中心に)
    ・ウレタン材料のキャラクタリゼーション方法 など

    セミナープログラム

    1.ウレタン材料の概要と用途
    2.ウレタン材料の原料
     2.1 イソシアネート
     2.2 ポリオール
     2.3 副資材(触媒、発泡剤、鎖延長剤、整泡剤など)
    3.ウレタン製品の概要
     3.1 フォーム(軟質、硬質)
     3.2 エラストマー
     3.3 その他(塗料、接着剤、シーラントなど)
    4.ウレタン材料の構造分析
     4.1 分析手法
     4.2 原料の構造解析
      4.2.1 ポリオール(エーテル系、エステル系)
      4.2.2 イソシアネート(芳香族系、脂肪族系)
      4.2.3 副資材(触媒、発泡剤、鎖延長剤、整泡剤など)
     4.3 製品(硬化物)の構造解析
      4.3.1 フォーム・エラストマーの組成解析
      4.3.2 溶解/膨潤状態での解析
      4.3.3 化学分解法
      4.3.4 熱分解法
      4.3.5 その他
       ・キャラクタリゼーション
       ・フォームの解析
       ・熱的挙動の解析
       ・相分離(ハード/ソフトセグメント)の解析
       ・その他
    5.まとめと質疑


    ■講演中のキーワード
    ・ウレタン原料
    ・IR分析
    ・NMR分析
    ・化学分解
    ・難溶解性

    セミナー講師

     合同会社米森技術士事務所 代表社員 博士(工学)    米森 重明 氏
     技術士(化学部門)

    ■ご経歴
    1978年 旭硝子株式会社(現AGC)入社
         中央研究所で材料の分析・キャラクタリゼーションなどに従事
    1995年 名古屋大学よりフッ素材料の分析により博士(工学)
    2000年 同中央研究所 材料解析(分析科学技術)グループリーダー
    2002年 同中央研究所 リレーションシップマネージャー(副所長)
         技術士(化学部門)登録
    2006年 AGCセイミケミカル株式会社 品質保証部長
         後に取締役開発部長(品質保証管掌)
    2012年 (公社)新化学技術推進協会 部長研究員、後にグループリーダー
    2015年 旭硝子株式会社退社、米森技術士事務所開設
    現在 合同会社米森技術士事務所 代表社員、日本分析機器工業会 機器分析の手引き 編集幹事。
    その間、産業技術総合研究所客員研究員、早稲田大学招聘研究員、東京農業大学・東京工芸大学非常勤講師、
    (公財)横浜企業経営支援財団 技術アドバイザーを務める。
    ■ご専門および得意な分野・ご研究
    ・ウレタン材料、フッ素材料の分析
    ・製品異常(異物・劣化・不具合)の原因解析と対策
    ・化学分析・解析等を通じた製品・品質の安定化、製品トラブルの解決
     および化学系の技術開発の相談・推進(材料・部材の見える化を通じた改良および高機能化など)
    ■本テーマ関連学協会でのご活動
    ・日本技術士会、技術士協同組合
    ・日本分析化学会、日本化学会
    ・リン循環産業振興機構、新化学技術推進協会技術部会

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
      お申込みは4営業日前までを推奨します。
      それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
      テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
    • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂材料   化学反応・プロセス

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